goo blog サービス終了のお知らせ 

散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090530ギャラリー巡り

2009年05月30日 16時11分37秒 | ART

本日はコンチネンタル→新さっぽろ→ART-MAN→趣味の郷→NEW STAR→アリアンス→スカイホール→さいとう→三越→丸井→NHK→道新→時計台→たぴお→富士フィルムフォトサロン→紀伊国屋→大丸の17か所。

■コンチネンタルギャラリー「金工展」。作品が浮かび上がるようにライティングを考えて、良い感じの展示室になっている。

佐藤有希「a blank map」:かなり大きな鉄製の物体。上下が水平になっており、タイトルも併せて考えると、アメリカの州を思わせる。
清水愛美「ゆめ まつ ひと」:三又のブーメランのような形を4連につなげた作品。面白い形だ。
吉成翔子「歯車はぐるま」:5個の歯車が連なる大作。ハンドルを回すと「キーキー」音を立てながら歯車が回る。あまりの回りにくさに苦笑。

■ART-MAN「柿崎秀樹展」。とても体調の悪そうな作者(二日酔い?)が出迎えてくれた。5円玉をつりさげた作品があり「なぜ5円玉を?」と聞いてみると、「穴のあいていて一番安い硬貨。いつか作品に使おうと消費税導入の頃集めていた」。…そりゃずいぶん古い話であるな。

ある作品にフェルナン・レジェの作品がコラージュされていたので「お好きですか」と聞いてみると「嫌いです。科学文明肯定の人だから」ということであった。その証拠に作品の周りを黄色と黒(危険を表す色)の色で囲んでいるのだ。

■アリアンスフランセーズ「紙の世界展05 『エクスリブリス』」。今年の”紙”シリーズも今回で一段落。いずれも興味深い展覧会であった。今回は19世紀のやや古いものから、かなり作風が新しいものまで展示されていた。

■スカイホール「山川真一展」。東京を中心に(長崎、札幌、小樽)した風景(夜景)が目立っていた。何しろ現実にはありえないカラフルな町並みなのだ。一見、色を使いすぎに見えて、多分上手い人だ。

※この色彩感覚、山川彩子の作品を思い浮かべた。苗字が同じだ…

■さいとうギャラリー「本田明二と3・6会」。本田明二の作品はシンプルながら良い形をしている。渡會純价、矢崎勝美のデッサンが展示されているが、これは珍しいのでは。

■三越「佐藤令奈展」。加藤美佳の「パンジーズ」をちょっとだけ思わせる赤ん坊や、人の肌を描いた作品(真似とかそういうことではない)。これは中々力量のある人だと思う。

「春の院展」。首尾よく招待券を入手した。とにかく混雑して落ち着いては見られないので、印象に残った作品と作者名だけメモ代わりに残しておく。

北田克己「散華」、清水由朗「光路」、岩永てるみ「Gare de Lyon」
井手康人「淵源」、田中宗舟「白光」、牧野環「雨後晴の道」
加藤史応「砂の城」、川瀬伊人「水ぬるむ」、長原勲「a・クローバー」

トップ画像はすすきのの東側で発見した八角形の窓。


2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ねむいヤナイ)
2009-05-31 23:38:45
SHさん、こんばんは。

金工展、見逃してしまい、くやしいです。

ところで、山川彩子さんは真一さんの娘さんです。
真一さんの奥様の恭子さんも道展会員です。
返信する
Unknown (SH)
2009-06-01 22:03:31
ヤナイさん、ありがとうございます。

山川さんの件は、おそらくヤナイさんが教えてくれるのではないかと勝手に想定しておりました。
やっぱりそうだったのですね。
似た感じはしながらも、当然独自の画風ですから、さすがなものだと思います。

金工展はアクセサリーのようなものから、巨大歯車まで、なかなかの力作がありました。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。