散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

バーでも締める

2019年12月28日 20時17分34秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
続いての2軒目はバー「C」へ。マスターも元気にやっており、カウンターはかなりの賑わい具合だ。飲むものはいつものウイスキーソーダ割りでスタート。レモン風味でさっぱりする。

2杯目は前飲んで美味しかった、グレングラッサトルファピーテッドを注文。それを飲んでいると、マスターが「レダイグあるんだよね」と突然言い出す。私、レダイグが大好きなんだけど、どうしてそれを早く言わないかね。次があるので、次回頼むことにするか。

ということで時間を調整し、3軒目のバー「N」へ。おお、今日は人出が多いせいか、この時間帯ですでにかなりの混雑。何とか隙間の席に座り、ジンソニックでスタート。ジンにアップルフレーバーの9148を使ってもらったので、いい感じの甘酸っぱさがある。



2杯目は抹茶カクテルシリーズもついにファイナル。以前から決めておいた、抹茶リキュール+紅茶リキュール+ほうじ茶リキュールにウイスキーを合わせたカクテルを作ってもらう。意外とそれぞれのお茶の味がして、何だか面白いカクテルになった。



3杯目は久々の官能的なカクテル、シャトー・ド・ブルイユ使用のもの。これを頼まないとクリームシェリーが全く減らないということで、申し訳ありません。他の客が「クリームシェリー」と言ったので、思い出したのである。



いやー、かなり強力だよね、これ。これだけ飲むと、締めにアクアビットスモーキーマティーニというわけには行かないな。ということで、この位にしておいて、年内最後のご挨拶をして帰る。バイト氏に「よいお年を」を見送られてハッとした。私は時候の挨拶のようなものに興味がないのだが、良いタイミングで言われると、風情があるような気もするね。

外に出ると、人出は一層多くなっているように見えた。どんどん貧乏になる日本だが、この日くらいはということか。まだ時間が早いので地下鉄で帰る。明日はゆっくりしよう。

個人忘年会

2019年12月28日 18時23分15秒 | 食べ歩き
毎年恒例の年末年始休暇に入って開催する個人忘年会。今年もすすきのに繰り出して、うなぎの「K」へ。つまみも恒例のうなぎの串焼きセットを注文。大根の千切り(ほんの少し山芋の千切りが入っているのが特徴)と別に浅漬けを注文する。



まずはレバーとかぶと。久しぶりに食べる優しい味わい。かぶとも骨っぽい感じはしない。



続いてひれ牛蒡。半分食べてから山椒を多めにかける。



今度は背バラ。これは塩気が効いている。ちょっとずつ部位によって味の変化があるね。



わさび醤油でたべるくりから。このわさびはそれ以外の串にも転用して、味の変化をつける。



今回はたぶん初めてだと思うが、う巻を注文してみた。出汁巻き玉子は関西圏には絶対勝てないと思っていた私だが、このう巻は素晴らしい。むしろ中の鰻は無くても良いくらいかも(何てこと言うんだ)。



去年大ヒットした中札内鳥の串焼き。ことしは塩味にしてみた。タレの味もよかったが、鶏肉の魅力ダイレクトという意味では、こちらもいい。



食べすぎなのだが、ご飯ものをちょっとということで、一番小さなうな丼を注文。鰻も小さいが、これで十分である。



また今年もこれで上手く締まったのではないだろうか。


20191228ギャラリー巡り

2019年12月28日 16時00分40秒 | ART
本日は円山→資料館→芸森→らいらっく→三越→SCARTS→グランビスタの7か所。ちょっと油断すると、雪の奴は降ってくるのだ。



■札幌市資料館「あんこと旬展「恐竜タクシー」」。童話のような作品の展示がされていた。最初はそうでもなかったが、段々引き込まれる。「恐竜タクシー」いいじゃないか。私も契約したいぞ(年間の専属契約ができるのだ)。

北海道教育大学岩見沢校美術文化専攻の展示があるような話だったが、上記の展示以外は全く何もやっていなかった。





■札幌芸術の森美術館「タグチ・アートコレクション 球体のパレット」。帯広ですでに見ているので、気軽な気持ちで見る。
塩田千春「存在の状態-ドレス」:今年の個展ではかなり印象の強い作家。この1点もなかなかよろしい。


→絵画ではなくて、立体作品。

大竹伸朗「網膜/境界景4」:これは色彩が良い。写真では再現されないような気がする。



ナイジェル・コーク「セイレーン」:帯広で見た時に一番印象が強かった作品。何度見てもいい。全体のうねりもさることながら、細かく見ると人体のパーツが見て取れ、非常に気になる。



この人物がセイレーンなのか。そして散らばっている靴は命を落とした人のものなのか。



ハンス・オプ・デ・ピーク「ステージング・サイレンス(2)」:映像作品が2点あったが、帯広では無かったように思う。私は特に暗闇の中で上映されていたこの作品がおもしろくて、20分の上映を立ったまま見てしまった。テーブルの上にさまざまな小道具で世界を作り上げ、それをまた壊していくというのが続く作品。例えば、木の模型を置いて、雪景色のようなものを作る場面。



水を入れたペットボトルとすりガラスで、摩天楼を作る。



砂糖? で作ったビルに黒い水をかけて、あたかも核戦争で汚れた世界を再現したかのような場面。



面白かった。

■らいらっく・ぎゃらりい「上嶋秀俊 水のもり」。ガラス戸の外から見るパターンだ。壁に貼られたパーツの形もさることながら、床にある小さな突起が可愛らしい。



■グランビスタギャラリー「これまでも、これからも」。前期後期があるので、かなり展示品が入れ替わるのかと思ったら、そうでもなかった。
澁谷俊彦「起源・発生」:前期は木の中に小さな菌類に見立てた白い球(ピンの頭)が、控えめに配置されていたと思う。今回見ると、赤い球(成熟したのか)、黒い球(死へと向かっているのか)が現れ、球の数も圧倒的に増えていた。

何となく気楽な昼食

2019年12月28日 12時26分31秒 | 食べ歩き
今日は円山公園駅から札幌市資料館まで歩く中で、昼食を取るいい場所があるだろうと思って歩いていたら迷走。途中に気になるカレー屋さんが良く見たら店内にも人が並んでいた。ということで、西13丁目付近まで来てしまい、寿司の「T」へ。

お得なランチメニューが表示されていたが、ちょっと考えて上生ちらしを注文。魚の種類が多い方がいいし、正月休み突入だから、少し贅沢しよう。他の客がいなかったので、やがて生ちらしがやってきた。ほう、こういうスタイルか。



乗っているのは、いくら、イカ、サーモン、タコ、桜でんぶ(今どきなかなか無い)、マグロ、海老、ホッキ、白身2種、椎茸煮、玉子焼きというところか。素晴らしく質がいいとは言いにくいが、何となく田舎の親戚の家が寿司屋をやっていて、そこで「食べなさい」って出してもらったような味わいだ。

後から来たので写真を撮りそびれたが、これに鮭のあら汁(味噌汁)付き。ゆっくりと食べて、お茶を飲んで、腹具合もちょうど良くなった(もう少し若い人には量が少ないかも)。昔スタイルの寿司屋さんも時々行くと悪くないものだ。