散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

変化のあった東京(5)ファミレス

2019年08月04日 19時15分47秒 | 飲み歩き・東京
ということで勘定をしてもらったが、まだ18時過ぎとあって、さすがにホテルに帰りたくない。いろいろな道を歩きながら、とりあえずホテル方面に向かっていると、おお、あれがありましたよ。(実は札幌にも店はあるのだが)ファミレス飲みで一度行ってみたかった、「G」である。

店に入ると、「こちらの方へ」ということで一人席エリアに案内された。これが何と、壁をむいた席と、コックピット仕様の一人席が沢山あるのだ。私はコックピット席に座り、メニューを見る。むむ、これは充実しているではないか。







結構悩んだ挙句、ホッピーセット、ソーセージグリル、爆弾小鉢を注文する。すぐにやって来たホッピーセットは、焼酎がそれなりに入っている。



ソーセージは3本でケチャップ、マヨネーズ添え。ま、これはごく普通の味である。



爆弾小鉢というのは納豆、ネギ、キムチ、漬物、卵黄を盛り合わせたもの。普通はこれにマグロやイカが入るところだが、値段の関係上、こうなるしかない。これを単に混ぜただけでは味が少し足りなかったので、醤油を一垂らし。うーむ、これはなかなかいい。





ということで、焼酎のお代わりをして、もう腹いっぱいだ。



店を出てコンビニで水などを買って、ホテルに戻ることにした。コンビニのバイトさんが新人の外国の方で、いたって初々しい。私も(少しだけ)心を込めてお礼を言い、ホテルに戻る。



空港のラウンジから持って来たつまみで軽く一杯やり就寝。ああ、明日は仕事だ。

変化のあった東京(4)この後は変化なし

2019年08月04日 18時14分25秒 | 飲み歩き・東京
この後は、いつもの出張の様子になるので、目新しいことは無い。

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一休みして、新橋の街に出撃。とは言っても、暑くてそろそろと歩く。しばらく迷った後に、今日は「古典的な店に飛び込みだな」と腹がくくれて、ごく普通そうな居酒屋「NT」へ。

まだ客はそれほど多くなく、調理場を囲む円形(八角形?)カウンターに座り、レモンサワーでスタート。今日のおすすめからいわし酢を注文。


→通しはオクラと長芋だったか。

いわし酢は予想以上に酢が効いており、小肌酢のいわし版と言った感じか。



次に同時に注文していた焼鳥セットがやって来た。

内容は鶏・つくね・レバがタレ、砂肝・ハツが塩という非常にバランスの取れたセットである。ちょっと疲れていたせいもあり、私の好みはタレかな。焼鳥に辛子をつけても、山葵をつけても美味い。なかなかいいね、この店。



続いて土佐鶴を頼み、手羽餃子を注文してみた。これも悪くなく、少し腹が一杯になってきて、そろそろ行きますかねえ。


→涼やかな感じで出てきた。外は猛暑だが。


→野菜添えが嬉しい。


変化のあった東京(3)横浜

2019年08月04日 16時35分29秒 | ART
ということで、ストレスなく東京に着き(←我ながら単純なものである)、京急線で移動を開始する。

普段は当然、京急線で東京方面に移動するのだが、今日は横浜へと向かう。さらにみなとみらい駅へ。目的はもちろんこれだ。



■横浜美術館「原三渓の美術 伝説の大コレクション」展へ。
「孔雀明王像」:各部の描写の細かさがスゴイ。国宝。
「観音菩薩立像」:まさしく曲線美と言って良いものだと思う。
雪舟等楊「四季山水図(秋)」:おお、雪舟の作品がでているのか。

伝狩野元信「奔湍図」:水のうねりに迫力がある。
狩野永徳「松に叭叭鳥・柳に白鷺図」:平成20年に永徳の作と認められたらしい。メリハリが強いよね。
久隅守景「賀茂競馬図」:どことなくマンガチックな守景テイストである。

円山応挙「中寿老左右鴛鴦鴨」:上手いなあ~。
円山応挙「美人」:これは色鮮やかで素晴らしい。
浦上玉堂「積翠鐘声図」:さすが気配を描く人、玉堂。筆が嵐を呼んでいるかのようだ。

「古今和歌集巻第五(高野切)」:古今和歌集の写本として、現在に残る最古のものだそうだ。国宝。
伝藤原伊房「万葉集巻第九残巻(藍紙本)」:国宝。
藤原伊行「芦手絵和漢朗詠抄 上巻」:国宝。今日は4国宝だな。

原三渓「清竹(風竹)」:本人も日本画を書いているのだが、ケレン味の無い素直な作風である。
牛田雞村「三渓園全図」:池あり、山の上に三重塔がある三渓園である。
下村観山「大原御幸」:この濃密な自然描写と我々は木陰から覗いているような、どこか親密なナビ派のアンティミストな感じさえする。

安田靫彦「五合庵の春」:色が濃密な植物・樹木はキスリングの風景画を思わせる所がある。
小林古径「異端(踏絵)」:とても深刻な状況でいながら、楽しげに見えるのはなぜだろう。
速水御舟「京の舞妓」:おお、これを見ることができるのは非常に嬉しい。影のくどさなど、やりすぎ御舟の面目躍如である。

この後、常設展示を見たが、気になったのは以下かな。

ギュスターヴ・モロー「岩の上の女神」:サロメチックだが、罪のない少女が描かれている。
ジョン・アームストロング「復活祭の分析」:クラシックなシュールレアリスム絵画だ。

サルバドール・ダリ「ニュートンを讃えて」。



イヴ・タンギー「風のアルファベット」。



ポール・デルヴォー「階段」。何となく、横浜美術館はシュール・レアリスム系絵画に強い印象がある。



菅木志雄「放囲空」。





見終わって、暑い中をみなとみらい→横浜→新橋へと移動。新橋駅前の気温は34度と表示されている。なるべく汗をかかないように移動し、新橋「A」ホテルにチェックイン。17時までは時間があるので、ここでちょっと休憩だ。


変化のあった東京(2)プレミアム

2019年08月04日 11時33分16秒 | 食べ歩き
ウイスキーで、若干の酔いを感じつつ、時間になったので乗り場へ。私は普通席の前方の席を取ることが多いので、大体乗り込むのは最後なのだが、今回は第2グループということで、すぐに機内に入ることができた。そして、いつも見るだけの前方のプレミアム席に座る。

通りすがりに見るときは、そんなに立派な席でもないよなと思っていたのだが、実際自分が座ってみると、かなり快適だ。隣は気にならないし(たまたま人もいなかった)、前方とのシートピッチは普通席より50センチくらい余裕があるような気がする。


→機内放送でしか聞いたことのない、フットレスト、レッグレストのレバー。


→思った以上に広く感じる。

座るとキャビンアテンダント氏が、新聞はいらないか、枕はどうかと聞いてくるので、ウイスキーを飲んだばかりの私は水を頂くことにした。これだって、ペットボトルの水がすぐに来るのである。



飛行機に乗ってからも準備に時間がかかり、やや遅れが拡大したが、いつもすぐにイライラしがちな私も今日は「席をたっぷり楽しむから、焦らなくてもいいよ」と鷹揚な気分なのである。靴からスリッパに履き替え、8月の新しい「翼の王国」を読みながら、出発を待つ。



さて、出発後、「お食事の用意をいたしましょうか」と来た。10時半以降に出発する便は昼食が出るのである。前回の出張時、タイミングを逸して昼食を食べぬままに美術館に行った私は、これも期待していたのである。


→テーブルも大きいのだ。

しばらくしてやってきた昼食はこんな感じである。





・前菜もろもろ(玉子焼き、鰈幽庵焼き、焼きズッキーニ、鮭と昆布のこ和え、アスパラベーコン巻き、イカ黄金焼き、さくら漬け、わさびオクラ、ミニロールキャベツ、花餅なす)
・鶏きじ焼き照り焼きソースかけ
・梅ひじきご飯
・ほうれん草の味噌汁

さらにおしぼりは布製、ナプキンも布製のものが付いてくるのである。

飲み物を聞かれたので、ついシャンパンを頼んでしまう。早速食べるが、やはり温かいものを温かいうちに、ということで、ご飯と味噌汁と鶏きじ焼きを最初に食べてしまい、その後、前菜をつまみにしてシャンパンを飲むことになった。



これだったら、日本酒(確か飛良泉の純米大吟醸があったような)の方が、料理には明らかに合っていたが、ま、しょうがあるまい。それにしても、プレミアム席がこんな感じだとは知らなかったなあ。4千円払うかと言われると悩みそうだが、勝手についていた4ポイントを使ってできるなら、ぜひアップグレードしたいものである。

しかし、今日は日曜日の午前中移動だからいいが、移動後にすぐ仕事だったら、とてもじゃないけど耐えられないか。またいつか、余裕のある時に、こうすることにしよう。

変化のあった東京(1)ラウンジ

2019年08月04日 10時10分10秒 | 飲み歩き
土日出勤をはさんで、7週間にわたる東京出張。さすがに肉体的にも精神的にも疲れ果てた。一旦、これも今回の出張でインターバルができた。しかし、あくまでもインターバルであって、まだその先も続くのである。今回はちょっとだけ行程に変化をつけて見た。

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本日もいつも通り、8時過ぎの出発。JR琴似駅に早めについて、今日は混雑の可能性もあるなと指定席の予約状況を見ると、すでに満席だった。しかしながら、クロスシートの車両がやってきて、無事座れる。



札幌駅に到着し、予想通りここで混雑がひどくなる。今日は自衛隊千歳基地の航空祭があるのだ。南千歳でその人たちが降りるまで混雑は続き、その後、電車内はガランとするのであった。開場は9時らしいから、もう少し早い時間はもっとひどい混雑なのだろう。

空港に着き、今回の出張、少し新しい趣向があるのだ。私が乗る便がほぼ満席だったので、ちょっとやってみるかと、プレミアム席にアップグレードしているのである。私は昨年も結構、飛行機に乗ったので、アップグレードポイントというのがいくらかもらえていたのである。

ポイントは10ポイントあり、ここから4ポイント使うと席のアップグレードが可能なのだ。以前にこのポイントに気が付かず、結局、スカイコイン化したときには、10ポイント=1万円相当だったので、4千円かかるイメージという感じである。

早速、JR新千歳空港駅から空港の方に上がり、すぐ目に付くプレミアム用の入り口から入ってみる。私は以前、一度だけ他の人に連れてもらって入ったことがあるくらいなので、ドキドキしているのである。

持ち込み荷物のチェックを受け、ラウンジ入口へ。ここでビビッて「アップグレードしていると入れますよね?」と聞いたところ、にこやかに「大丈夫です」と言われてしまった。慣れていないのが、丸わかりである。

どっちにせよ、飛行機に乗るまではあまり時間が無いので、コーヒーとおつまみをゲット。まあ、これくらいでも楽しいではないか。





しかし、コーヒーを飲んでいると、「東京行き〇〇便は10分の遅延です」といったアナウンスがある。そう言われるとなあ・・・。つい、スーパーニッカのストレートに1個だけ氷を落としたドリンクを作り、飲んでしまったではないか。