雑記

3月1日(火曜)


今日も昨日同様に出張し、昨日同様に夜遅く東京に。

１月、2月、そして3月。
この３ヶ月間は本当にあっという間に過ぎてしまうものです。もう２ヶ月が経ちました。

日本は、年度の出会いと別れを季節が演出しているからこそ、より一層心に残るのでしょうね。

海ガメの子供が殻を割って、一斉に海辺に向かい、臆面もなく海原に飲み込まれる様をテレビで観たりすると、卒業式を済ませた生徒や学生達を見ているような気持ちになります。卒業という言葉には、解放感や喜びというよりは、何かが保証された期間の終了に対する悲しみや不安が先走りますからね。

古い話で恐縮ですが、それこそ『ふぞろいの林檎たち』の最終回、企業の面接会場で、一流大学の学生だけが別室に呼ばれていく中で、胸を張ってりゃいいんだと、友人や自分に言い聞かせるシーンや、竹内まりあのGoodbye universityという歌だったり、この季節になると思い出したりしてしまいます。そもそもあの歌のような思い出は無かったのですが(笑)。

所詮、どんな人間でも、明日という日は初めて自分に訪れる１日ですからね。そして明日は自分の人生の中で最もフレッシュな１日。

明日もいい１日にしょう。