英宰相ウィンストン・チャーチルからのメッセージ   

チャーチルの政治哲学や人生観を土台にし、幅広い分野の話を取り上げる。そして自説を述べる。

40代で急速に老け始める中年の残念な行動習慣

2021年07月17日 23時21分16秒 | 生活
 先日、オンライン情報雑誌を検索していたら、「40代で急速に老け始める人の残念な行動習慣3つ」というタイトルが目に飛び込んできました。
 何なんだろう、と興味を持ちました。医学博士の池谷俊郎(いけや・としろう)さんが書いていました。池谷先生によると、40代で「老けて見える」ようにあるそうです。老けて見える要因の第一は、やはり「顔の老化」です。
 老けて見える二つ目の要因は「ぽっこりお腹」。内臓脂肪がたっぷり詰まってくることです。老けて見える要因の3つめが「姿勢」です。猫背で、首が前へたれ下がる。
 池谷先生は「まさしく老化の象徴です」と話します。背筋を伸ばしているだけで、見た目の印象が20歳若返るるんじゃないかと思います。事実、このような高齢者は歩き方もしっかりしています。
  姿勢が悪くなる主な要因は、筋肉量の減少です。これは筋肉の衰えを現しています。筋肉量は男女ともに、30代以降、加齢するほど減少します。特に、上半身に比べて下半身の筋肉量の減少率が大きいのが特徴です。20代に比べて60代では30%も筋肉量がへってしまいます。
 池谷先生は「次のような行動をとる40代以上の人は筋肉減少に要注意」だと警告しています。数年後には筋肉はいっそう衰えて、代謝が落ちて肥満になり、見た目も体の中身もすっかり老化するという悪循環におちいるとのことです。
  ① 電車やバスに乗り込むと、真っ先に席を確保しようとする人②自宅やビルの2階に上がるのをおっくうに思う人。階段を上るのがつらいと感じ、エスカレーターやエレベーターを探す人③歩いて十分に行ける場所、つまり歩行範囲の移動でも車やタクシーを使う人」 ー は下半身の筋肉量の減少に要注意です。
  池谷先生は30代半ばまで「メタボ」状態だったそうです。一念発起して内臓脂肪を落としました。「そうすると前向きな若々しい気持ちになる。生活習慣すべてが変わってくるのです。何事も積極的に行動するようになる」とおっしゃっています。
  食事や運動、入浴や睡眠、ストレス対策など生活習慣全般にわたって注意を払う。暴飲暴食は避ける。バランスの良い食事をとる。自分に合った運動をする。これをおっくうがらずに毎日する。そうすれば、高齢者になっても車いすのお世話にならずに自らの足で歩くことができます。継続は力です。
  わたしは亡くなった母や母が暮らしていた老人ホームの入所者を観察しました。人間という動物は下半身の筋肉量が落ちて歩けなくなり、車いすのお世話になり始めたら「死期の門前」に近づいていることを悟るべきだと思います。一方、毎週1~2回行くトレーニングセンターでお会いする85歳を越えた老人の何とかくしゃくとした歩き方。目を見張るものがあります。
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