英宰相ウィンストン・チャーチルからのメッセージ   

チャーチルの政治哲学や人生観を土台にし、幅広い分野の話を取り上げる。そして自説を述べる。

大リーグのPS進出が難しい現実   エンゼルスと大谷に思う

2023年06月30日 09時50分56秒 | スポーツ
  大リーグで、二刀流で活躍する大谷には脱帽します。ただ彼が所属する弱小球団「エンゼルス」の戦い方には多いに疑問が残る。私はこのブログを社会問題を論じるために立ち上げた。立ち上げて10年ほどたつのではないかと思う。初めてスポーツ欄を設けて、私の大好きなベースボールについて記したい。
  私は大谷選手の野球へのたゆまぬ努力と大活躍に脱帽し敬服する。20世紀の大発明王、エジソンが「天才は1%のインスピレーションと99%の努力だ」と言った記憶がある。大谷はまさにエジソンの格言に当てはまると思う。野球の才能に恵まれているが、それを上回る努力をしている。
  今シーズン、6月30日現在、本塁打29本、打率.309、66打点、OPS1.058と、三冠王を狙える位置にいる。大リーグのOB、監督、現役選手はそろって大谷を「ユニコーン」「異次元の選手」だと賞賛する。私もそう思う。大リーグの大打者で投手だったベーブルースをすでに超えているのではないかと思う。大リーグのOBの方が言っていた。「われわれは大谷と同じ時代を生き、彼の姿を目撃して幸運だ」。私も同意見だ。100年後の人々は我々を羨ましく思うだろう。
 偉大な選手、大谷翔平の所属するエンゼルス。弱い。打撃は良いが、それ以外は劣る。特に先発と中継ぎ、クローザーが二流か三流だ。そして得点に結び付く四球を出す。投手はコントロールが生命だ。また肝心な時に野手がエラーし、相手の得点に結び付くことが多い。
 その一方、エンゼルスはランナーを出しても得点に結び付くことが少ない。それにもかかわらず、まるで強いチームのようにな試合をする。エンゼルスに得点が入るのは本塁打のときだけと言っても言い過ぎではないかもしれない。
 エンゼルスのネビン監督にも問題がある。弱いチームなのだから機動的な野球をすべきだ。無死1塁2塁にランナーがいるときは確実にバントで2,3塁に進塁させるべきだ。点差が僅差の時は確実に点を取るため、スクイズをしても良いと思う。そうしないと点が取れないチームだと自覚すべきだ。間もなく、オールスター戦。そして後半戦が来る。8月1日までのトレード可能期間中に、好投手をどこかのチームから獲得すべきだ。
 私は大谷がエンゼルスに残る条件は、このチームがポストシーズンに進出することだと思う。大谷は今シーズン後、FA権を行使して強いチームに移籍すれば良いという意見があることを知っている。しかし大谷のベストなチームはエンゼルスだと思う。
 彼が長年積み上げてきたチーム仲間との結束と友情、何よりもフロントは大谷の意向を尊重してくれる。他チームに移籍すれば、それは不可能とは言わないまでも、エンゼルスほどは自由でなくなる可能性がある。
 大谷選手のさらなる活躍と、エンゼルスのフロントと監督やコーチの現実直視のチーム向上策を期待したい。

「ユーチューブ」を立ち上げた理由をご存知ですか? 読者の皆さんはショックを受けるかもしれません

2023年06月05日 11時34分35秒 | 生活
  読者の皆さんは「Youtube」をご存知だと思います。知っているよ。知らない人なんかいないよ。「馬鹿にするな」といわれそうです。では「Youtube(ユーチューブ)」は最初、どんな目的でつくられたか分りますか?   
  社会ニュースやエンタメを世界の6千万人に提供しているイギリスのインターネットメディアの「Unilad」が昨年9月6日に掲載した見出しはこうなんです。「人々がYoutubeが最初に作られた本当の理由を知ってショックをうけるでしょう」。読者の皆さん、どんな理由だと思いますか。
  われわれが「Youtube」について知っていること、理解していることは、世界最大の動画共有サイトです。世界中の人々が、音楽の動画や愛犬のおかしなしぐさなど多岐にわたる様々なジャンルの動画を投稿し、それらを閲覧することができます。新たなコンテンツが、分刻みでアップロードされており、ユーチューバーという職業も定着しました。
  2005年2月14日にアメリカの若者3人がこのサービスを開始したとき、全く違う目的で始めました。手がかりは2月14日です。ピーンときませんか?「バレンタインデー」です。
  「Youtube」の創始者のスティーブ・チェンさんは「出会いの場、ラブ・サイトをデート・ビデオという形で世界に向けて公開する。もしかしたら理想の相手を見つけてハッピーエンドになるかもしれない」と考えたんですね。ところが、「誰も私たちと同じように考えてくれる人は誰もいなかったんです」とチェンさんは話しています。そして動画を投稿してくれなかった。
  それでコミュニティーサイト「クレイグス・リスト」で女性らにお願いしました。「20ドル差し上げるから、自分たちのデート動画を載せて」。それでも上手くいかなかったんです。
  「YouTube」を開設して2ヶ月後、チェンさんと一緒に「Youtube」を創設した共同創設者、ジョード・カリムさんは」サンディエゴ動物園の動画を投稿しました。タイトルは「動物園での私」。まったく"出会い系"とは関係のない内容でしたが、どういうわけか、この動画は2憶4000万回以上再生されました。
  「YouTube」はデートの相手を見つけるための出会い系サイトでした。これが答えです。そして動画配信を始めてから1年半後、Googleは16憶5000万ドルで「Yuchube」を買収しました。今やYouTubeは、Googleに次いで、2番目に訪問者の多いサイトとなり、年間数十憶ドル相当の利益をもたらしています。
  人生は思いもよらないことから成功を収める。その反対もあります。いずれにしても、思った通りには人生は進まない。それが普通なんだ。私はそんな思いをこの話から抱きました。