箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

千里中央のユリノキ(別名ハンテンボク)

2023年05月28日 | 公園寺社の樹木・街路樹
住宅の近くにある車道沿いにユリノキの並木があります。
残念なことに葉が茂る頃には剪定されて丸裸になり、花を見たことは
ありません。
そこで、千里中央西町三丁目の歩道橋の上から観察することにしました。
(2013.05.25記)
  「地上からユリノキの花を見ました」に戻る


ユリノキの実がたくさん残っています。(2012.03.21)
モクレン科、落葉高木、樹高20~35m、直径50~100cm。
北アメリカ原産、街路樹・公園樹、自生なし

新芽が出ていました。千里中央西町三丁目の歩道橋にて(2012.04.10)

一斉に若葉が出てきました。幅は5cm位ですが15~25cm位になります。
別名ハンテンボクの名があるように上下逆にすると、ハンテン(襦袢)
そっくりです。(2012.04.21)
中央葉脈の先端が凹形になっているのは、大変珍しいそうです。  

葉が出てから1ヶ月も経たないのに、もう花が咲いていました。
千里中央西町三丁目の歩道橋にて(2012.05.07)
通常高いところに咲くので、なかなか見ることがないので感動しました。
横から見るとユリよりかチューリップの花に似ています。
花弁は6枚で、直径5~6cm位です。

 
丁度今が満開、蕾もありました。千里中央西町三丁目の歩道橋にて(2012.05.23)

 
花弁がしおれて雌しべ(花芯)が成長してきました。
千里中央西町三丁目の歩道橋にて(2012.05.23) 

池上から見上げても花は葉に隠れて気づきません。
千里中央西町三丁目の歩道橋にて(2012.05.23)

幹、濃い灰色の肌に縦筋があります。  

剪定されたユリニキ、今年花が咲くのでしょうか?
痛々しいと見るか、スッキリしたと見るか見方によっていろいろ… 

ユリノキの黄葉、黄色と赤茶けたまだらの色合いに温かみを感じます。
千里中央西町三丁目の歩道橋にて(2012.11.05)

熟れた果実が付いていました。(2012.11.05)

最も外側の種子が残っています。種子は一つの心棒に100個程着くそうす。
写真で「芯」と書いた、白いローソク状の心棒に茶色の種子がつきます。

 種子は翼果で扁平な楕円翼状、3月下旬になり葉芽も膨らんできました。
写真の「種」を中心に「翼」で舞いながら、風に乗り遠くに運ばれます。







 
コメント
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