hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

サバの刺身

2010年01月28日 | 食べ物
吉祥寺の繁華街のはずれ、「ハンモックがゆらゆら」で紹介した「Hammock 2000」の向かいにある魚屋さんに寄った。



吉祥寺の魚菜屋(さかななや)は新鮮な“朝獲れ地魚”を売っている店だ。店先にイカや魚が干してある。店の中にはイケスで見慣れない魚、多分アンコウが泳いでいる。



店主のおすすめは、刺身で食べられるというサバ。普通の店は、港から築地へ行ってから店にでる。一日置くと、サバは刺身では食べられない。港から直接この店に届けられるこのサバは、臭みがまったくなく、刺身で食べればいわゆるサバのイメージが変わるという。



サバにはアニサキスという寄生虫がいて、確か森繁久彌が釣ったサバを刺身で食べて大騒ぎになったことがあった。寄生虫が胃壁に食いついて激痛が起こるのではなかったろうか。新鮮なうちに内臓を処理するなど、専門家に調理してもらうに限る。
下の写真のように、3枚ににおろし、さらに真ん中の小骨が生だととげ抜きでも抜けないというので、包丁で切り取ってもらった。



帰宅して、本当は、生姜を千切りにするとよいらしいが、練生姜と醤油でいただいた。臭みはまったくなく、コリコリして美味。確かに、サバのイメージ一新。

これに味をしめて、2、3日後にまた出かけて、ホウボウを注文。



ぶつ切りにしてもらって、ネギと焼き豆腐を買って、鍋にした。



汁の味は絶妙になったが、身は小骨が多くて閉口した。ならばと、またまた出かけたが、火曜日は市場が休みで水曜日には朝とれの魚はないとのことで、引き返した。
よーし、また行って、こんどは、何をたべてやろうか!



先日、スーパーの裏側とかいう本に書いてあった。
「朝とれ」野菜のコーナーに、一昨日の朝とれた野菜を並べる。確かに「朝とれ」だが。しおれたホウレンソウを水につけてみずみずしくして店頭に出すのは常識という。こんな本、読まなければよかった。
確かに、活き造りとかいって、ピチピチと跳ねている魚を喜ぶ日本人はおかしい。断末魔をニコニコ見ているなんて。目が青いから生きが良いなどと言わず、死にたてのピチピチと言うべきだ。





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