hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

「60代からの住み替えを考える本」を読む

2008年05月15日 | 読書2
長岡美代「60代からの住み替えを考える本」実務教育出版2008年4月発行 を読んだ。

定年後に都心の分譲マンションに住み替えたり、元気なうちに有料老人ホームに入居したり、シニアの住まいへのニーズは多様化している。自分にあった住宅を見つけるには十分な調査が必要だ。介護・医療ジャーナリストの著者が、実際に住み替えた人や施設経営者らへ取材し、住宅の選び方や契約時の注意点など具体的にアドバイスしている。



Part1 自宅に住み続けるか、住み替えを考えるか?
自宅に住み続けたい38%、自宅を改造して25%、ケア付き施設などに住み替えたい37%と依然自宅希望が多いが、介護を考えると難しい状況になってきている。
希望住み替え先は、首都圏が59%、首都圏からリゾートへ41%。
要介護でもっとも多い年齢が80-85歳、次が85-89歳であり、住み替え時期のひとつの目安。

Part2 どのようなタイプの住宅・施設があるのか?
5月3日のこのブログ「老後の住まい」でどんな選択肢があるか簡単に触れたので省略。

Part3 後悔しない住宅・施設選びのポイントとは?
チェックポイントなど

Part4 契約から引っ越しまでをスムーズに進めるには?
契約形態の違いを把握(賃貸借契約、終身建物賃貸借契約、所有権契約、利用権契約)

Part5 医療や介護について心得ておきたいことは?




最後に情報元を。

移住・住みかえ支援機構:http://www.jt-i.jp/
(財)高齢者住宅財団:住み替えに関わるファイナンシャルプランが試算できる。
http://www.koujuuzai.or.jp/financialplan/q00.html
高齢者住宅情報センター:http://www.kurashi-sumai.com/
(社)全国有料老人ホーム協会:http://www.yurokyo.or.jp/
住まいの情報発信局(住宅情報提供協議会):http://www.sumai-info.jp/index.html
介護サービス情報公表支援センター:http://www.espa-shiencenter.org/
ワムネット(独立行政法人福祉医療機構):http://www.wam.go.jp/



私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで)
具体的に定年後の住み替えを考えている人は是非一読をお勧めする。その他の人には、多様な施設の説明や、選び方のポイントは念仏に聞こえ、パラパラ読みしかできないだろう。

前半の施設の説明は、各種住宅、施設の特徴、入居条件、提供されるサービスの違いなどを具体的に比較しているが、金額や具体的施設名が記述されているわけではないので一般的な範囲に留まる。実際に調べる人は、インターネットかパンフレットで調べる必要がある。後半のノウハウの部分は参考になる。








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