hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

老後のライフプラン 4

2008年05月22日 | 老後
ライフプランとは理想の将来像を実現するための将来必要となる資金、リスクを推測し、長期的な資金計画を立てる生活設計プランのことだ。

今回はシリーズの最後で、「いかに死ぬか」がテーマだ。

1. 孤独死

孤独死した死者数(東京都)を世代別に見ると、下図になる。
東京都監察医務院



男性が多いのは想像できるとしても、50代、60代の男性が多いは意外だ。70,80歳の高齢な人は周辺が注意してくれるが、50代,60代の一人暮らしの人は、近隣、知人のネットワークを持ち、頻繁に連絡しあう必要があるのだろう。

死後日数が経ってから発見されると、現場は悲惨だ。2007.11.21のこのブログ 「遺品整理屋は見た!」 に概要を書いた。また、遺品整理・清掃の専門会社キーパーズの社長を見て欲しい吉田太一さんは 「現実ブログ!!「現実にある出来事の紹介」  を覗いてみて欲しい。ただし、食事の前後は避けた方がよい。



2. 死への準備

エンディングノートというものがある。自分が死んだり、ぼけてしまったり、病気や怪我で意識を無くしてしまったりした時、お葬式や介護・延命治療について、どのようにして欲しいかを書いておくもので、書店でいろいろなものを売っている。家族も知らない子ども時代のこと、家族に対する思い、そしてこれからやりたいことなど、自分自身のことも書くものもある。

遺産については、公正証書遺言を書いておくのが一番だ。
遺言書は是非、書いておきましょう! 


身体が不自由になり金融機関に行けなくなったときのために、第三者に財産管理を依頼する「財産管理等の委任契約書」が必要だし、認知症になったときに備えて、「任意後見契約書」が必要だ。また、尊厳死を望む人は、親戚などの横槍が入らないように「尊厳死の宣言書」を用意しておく方がよい。
特に女性は、遺影用に気に入っている写真を用意しておくと良い。

東京近郊の参列者100人の標準的な葬儀の費用は、葬儀費用が175万円、飲食費66万円、寺への謝礼64万円ほどだ。








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