ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

散華の如く~平安前の、地獄絵図~

2014-06-14 | 産前修行
女は磔、子供は串刺し。
奴隷の人身売買を容認。
帰蝶「天下人…天下を治めるとは、こういう事なのだろうか…」
危険分子…謀反の疑いのある者を、
その息の掛かった無辜なる者諸共、
制裁と成敗し、切り捨てなさった。
塩川「…ヤスケはどうしているのです?」
黒人の元奴隷…人身売買の犠牲者は生き延び、
現在、殿の側近。殿の手足となり働いている。
もちろん、あの元海賊も同じく、働いている。
“元”という過去の罪、十字架を抱えながら、
帰蝶「殿の許で息災にしておる…」
しかし、
その心までは、
読めぬ。
塩川「日ノ本の外では斯様恐慌が天下を取るという事なのでしょうか」
帰蝶「私に聞くな」
見たことも無い、海の外の事を、
ただ、フロイスたちから聞いて、
それを「わかった」と鵜呑みし、
そのままそっくり真似をして、
果たして、平安が訪れるのか?
“天下布武”
これを提言したのは、沢彦様だった。
だから、その真意を、お尋ねしたい。
天に武を布く…天を治めること、即ち、
それは、力で捻じ伏せる事なのだろうか?
武力とは戦を失くす手立てなのだろうか?
塩川「大殿様は、女子供が一番恐ろしいとお思いなので…」
帰蝶「…斯様な地獄も仕方ないと?」

父の日だね

2014-06-13 | 産前修行
最近、胎動が激しく、
お腹がぐんにょ~ん、
ぼこぼこって、
動いています。

見ていると面白いです。

ヨガ中や、
主人が手を置くと、
兎角、大人しくなりますが、
私のリラックス中に限り、
とっても元気に動きます。

何より、
元気が一番です。
そして、
妊婦も元気百倍。

いざ、
産休まで後半月、
ラストスパート、
デッカイお腹で、
頑張りま~す。

こっちも忘れちゃいけない、
ので、作りました。

恋愛成就に、

自信を持てない時に、

落ち着きたい時に、


さて、日曜は父の日ですね。
義父様にクマ除けを作ったら、
主人も欲しいと駄々をこねて、

困りました。

実家近くのムサシに走って、
これ、作りましたが…、

使うの(ーー)?

主人に対して、
疑念だけが過ります。

だから、

脱着可能クマ除けにしました。

クマの出没しなさそうな街中では、
キーベルトホルダーとして使用可能です。

明日は義兄様が横浜から来られます。
久しぶりに家族揃って、
御馳走です♪

では、皆様も父の日、
楽しみましょうね♪

化けの皮

2014-06-11 | 産前修行
缶コーヒーBossのCMを見て、

“ただ、この惑星の美人は、たいてい、宇宙人だ”

妻「このCM、共感できるわ」と言うと、
主人「ある意味、宇宙人だもんね」と納得します。

私は前半部分の“美”に対して称賛納得、共感しました。
しかし、主人は、後半部分しか共感していないようです。

かれこれ過去を遡って、
去年の夏までタイムスリップ。
私、七月六日に結婚しました。
新婚当初、梅雨時期で蒸し暑く、
一緒に寝る?
んて暑くらしい事出来るかいッ!
という日々が続きました。
不本意ではありますが、
クーラーを点けて、安眠を図る事に。
すると、
ぴっこん、ぴっこん、ぴっこん、
ウルトラマンのタイムリミッターのように、
クーラー中央の運転マークが点滅しました。

私は、暗がりの中、
ただ、ただ、
妻「…」
黙って、
じ…と、
見つめていました
その光景を見て、
主人「大丈夫?」
クーラーのタイムリミットよりも、
私の頭を心配してくれたようです。
ありがとう…
私のおでこに乗った主人の手を、
パチンッ、
と振り払い、
妻「お迎えが来たのかと思ったの」
クーラーの静止の瞬間を見つめていたことを、
めっちゃ省略、要約して説明する…と?
主人「やっぱり」
やっぱり?
ってのが、気に掛かります。

度重なる私の突飛な言動から、
私を、
遭遇した事も無い宇宙人だと、
決めつけます。

ついつい私も、
妻「あぁ、小さい頃ね、チップ(ICチップ、集積宇宙志向?回路の欠片)をはめ込まれたの」
ほらだから、軟骨状のチップが横にはみ出して来て、
「首が痛いのよ」なぁんて言います。
こんな嘘っぽい説明に対して、
妙に納得する主人です。

んなわけあるかいッ!

この思考回路の食い違いは、
結婚前お付き合いの段階から、
多々見受けられました。
仕方ないでしょう。
価値観の違い、宇宙観世界観、
生活スタイル、文化の違いと、
男女間の思考回路の違いから、
すれ違いズレズレは当たり前。

しかし、
これを同じ文化圏で試してみます。

BOSSのCMが終わって、
同じセリフを言うと、
実母「分かる分かる」
なんと、しっくりきます。

実父はチンプンカンプンです。
繋がりあるって、
こんな感じです。

結婚ってのは…、
小宇宙と小宇宙、
銀河系と銀河系、
太陽と惑星ほど、
遠く、違うけど、

不思議と一緒に、
居るモノで、
要るモノなのです。

違う惑星の宇宙人を思いやり、
遠い遠い銀河に思いを馳せて、
宇宙的なやり取り、テレパシーが今後、
要るんじゃないか?と思ったCMでした。

「化けると窮屈なのよねぇ~」

確かに、

宇宙も、地球も化かすと、
ボロが出るのかもしれません。












 

散華の如く~過去からの、脱却~

2014-06-11 | 散華の如く~天下出世の蝶~
帰蝶「明智様のお体…相当悪いご様子で、」
殿に仕えて数十年、
激務に激務を重ね、
最近、伏せがちの明智様。
出陣も儘ならないお体で、
戦に出られない老体なら、
“そろそろ…かのう?”
身の振り方を考えるよう、
殿に申し付けられていた。
塩川「それは、お体のことだけではありますまい」
帰蝶「…」
価値観、個々の宗教観、世界観の相違に、
意見の食い違いに老いの鈍さが加わって、
殿の世直し、新改革にも付いて来られず、
若年の斬新な新感覚と感性を前に、
老いの空振り空回りが続いていた。
塩川「今ここで、ご勇退ともなれば…」
帰蝶「光丸の事…気が気ではなかろう」
明智様の末子光丸、
美しきプリンスの、
その道が絶たれる。
塩川「何のために、これまでやっておいでだったのか…」
帰蝶「…」
殿にとって、
やった、という過去は、もう無い。
常に前進あるのに、前しか見えぬ。
過去の功績に溺れる者など要らぬ。
だから、
これまで、に固執する者たちを、
あの時のように、お切りになる。

母の日、父の日、孫の日

2014-06-10 | 産前修行
先月母の日に、
パパになる主人から、
紫陽花柄の日傘を、

娘の手紙付きで戴きました。
ので、父の日には、
主人にカメラストラップと携帯ストラップを…と思って、
実家で、
ガンガンッ、
トンカチをぶんぶん振って作っていた…ら?

実父「赤かぁ、わしに(ビデオカメラに)は合わん」
娘「え…と、これ、和博さん(←主人)のです」
実父「んな安いカメラに、か?」
大変無礼ですが、
言い返せんませんでした。
確かに、孫のために高いSonyをご購入いただきました。
娘「え…(・・;)…っと」
しかし、婿に対抗して、
ビデオカメラを購入し、
しかも、
このストラップを、

わしのじゃないのかと、憤慨し、
実父「わしは黒で良い。鹿皮で、な」
娘「鹿皮…て?」
どこに売っとんねんッ!!!
実父「それと、このストラップな…」
前回、私が作った首下げタイプの革ストラップです。
それにジョイントを付けてくるくる回るように改善しろ、と言います。
つまり、

分離型、こういうタイプです。

作って欲しいなら、
「作って下さい」とか、
もっとこう、なんですか、下手に出るなりなんなり方法があると思うのですが、
兎に角、
我が父は上から目線です。
世の中の中心は、己と思っているようです。
で、
主人のためのストラップを後回し、
実父のストラップから作る羽目になりました。

自宅に帰り、
嫁「お父さんのから出来ちゃった」
事情を説明すると、
主人「お義父さん…婿をライバル視して…」

おそらく、お腹の娘が嫁に行く時、
同じ思いを味わうでしょう。
婿にだけは負けたくない…とか、なんとか。

今まで、実父の面倒臭いのをこなしていたら、
次は亭主も加わって、

義父様に、クマ除けのベルを作ったら、
主人「俺も欲しい」
嫁「あ?」

主人にストラップを作っていたら、
実父が横から出て来るし、

家庭に男が三人もいると、
均等と平等、
その均衡を保つのが面倒です。

もし、第二子が男子であったら、
もっと、めんどくさッと思うでしょうね。

こぴぺ

2014-06-07 | 産前修行
母乳の恐怖その1、
出過ぎて、当てているタオルがべちょべちょ…。

母乳パットなんて、
意味無いじゃん…。

母乳の恐怖その2、
食べたモノが、即乳に影響する。

例、脂っこいモノを食べると、
母乳がでろぉ~となって出る。

つまりは、なんだ、その…
母がスナック菓子やインスタントたるモノを口にしたら、
母乳で育つ乳児は、それをそのまま摂取することになる。

上記母乳の恐怖は、
昨日、母乳らしき白い液体は、一滴たりとも出ていない実母が、
たわたわに出た母乳で育児した方から仕入れた情報であるが…、

妊婦「ひぃ~…」
身震いがした。

私現在、左右共々約5,6本開通。
(それ以上数えようとすると、
ぷちゅぅ~…と出た母乳が穴を塞いでしまうので、大凡です)

もみもみ、乳マッサージで出た白乳色は、
「これ全部、今晩の夕食なんだろうなぁ…」

ちなみに、
昨夜は、ごまだれの冷し中華だった。

冷やし中華に乗せた具は、
きゅうり、大葉…これらは実家の家庭菜園場から収穫し、
市販品と言えばゴマだれ付きの中華蒸し麺と、カニカマ。
卵と若芽。

具に、リコピン美白のトマトが入っていれば、
言う事ないのだが、
まだ実っていない。
※妊娠中は、シミそばかすも急増増殖します。
よって、
美白成分リコピンたっぷり含有トマトの摂取も心掛けています。

それは良いとして、
それらを口の中でゆっくり咀嚼、すり潰してゴックン。

ちなみに、
妊婦後期、モノをよく落すと同時に、
食欲も落ちます。
つまり、
デカく成長した腹に胃が圧迫され、
直ぐに満腹となってしまうのです。
しかも、消化しにくいので、
胸焼け、胃痛が起きやすい。
ただ、
食欲減反と言っても、
胎児に全く影響ない。
どんどんデカくなる。
妊娠八ヶ月に入って、
ちょっとサバ読んで1200gであるが、
食欲が落ちても体重は増え続ける。
成長推移は、
一ヶ月で1kg増。
妊娠して8㎏増。
でも、
産まれてくる娘は、
3キロ前後である。
羊水を入れたって、
そんな重くない。

なのに、
増える。

そんな母体と胎児の成長の矛盾点を指摘して、
実父「そんなデカいのに、まだそんな小さいんかッ!」
孫の体重を聞いて、デカい妊婦の腹に対して憤慨する父であった。

ちなみに全く余談であるが、
この連日の蒸し暑さで、
主人「暑ぃ、体…重ぉ…」と愚痴を零していた。
8キロのダンベルを、常に持って歩く妊婦「…」は、
分厚い腹帯に8キロの重りを付けて、渡してやりたいと思いました。

男性陣に妊婦の辛さを、
昏々と言い聞かせても、
家事を黙々と熟し、
平気にヨガしているので、
主人「ちょっと…ピンとこない」
というので、
放っておきましょう。
さて、話を戻して、
出産して、体重は3キロほどしか落ちない、らしい。
産後、お産のために付いてしまった脂肪は自力で、
せっせ、せっせと落とすしかないというのだ。

脂肪の落とし方として最良なのが、母乳ダイエット。
兎に角、乳を飲ます、飲ます、飲ますのダイエット。
しかし、このダイエットも乳児に飲ましてもOKなものを、
私が摂取していないと、意味無いじゃんということです。

つらつら考えて、
母が子に及ぼす影響とはデカいという事ですね。

愛情、栄養、教養、知性…、
そっくりそのまま母から受け継ぐのかな。

生命維持活動

2014-06-05 | 産前修行
昨日、健診に行って来ました。

で、


こういうモノが配られました。

※ひよこの親子が配られたわけではありません。

入院の手続きです。

え?もう?
と思ったのですが、
妊娠後期に入ると、
流産早産、常位胎盤早期剥離などの恐れがあるから…、と。

まぁ心の準備出産覚悟は早いうちから、というわけですね。

入院準備と、出産準備、
赤ちゃん用品の準備で、
これ、戴きました。

汚れないように風呂敷を被せてあって、
ちょっと分かりにくいかと存じますが、

ベビーカーです…タルトのリアカーではありません。
猫が勝手にシートに潜り込んで眠っているだけです。

これ、従妹から、です。ついでに、
おもちゃとお洋服もたんまりと戴きました♪
誕生前から衣装持ちさんで、
本当にありがたいです。

娘のことばかり気に掛けていると、
長老長男ぶった猫が拗ねますので、
猫の話題にすり替えことにします。


獣医さん「もうお薬飲まなくてもいいでしょう。しばらく様子見て、」って。

良かったです。

結構、飲ませるのが大変でした。
粉状ビタミン剤を水で溶かして、
スポイトにチューと吸い込んで、
タルトのお口を、
「んがぁッ!」と無理やりこじ開けて、
ぶちゅーッと注入します。

まぁ、お口がま黄っ黄色。
しかし、
この黄色の注射のお蔭で、
口臭も減り、顔を近づけても、
嫌悪感を感じなくなりました。

いやぁ~良かった、良かった。

いやいやしながらも、
よく飲んでくれました。


元気一番。
健康第一。
生命大事。

蒸し暑い日が続きますが、
ぼちぼち適度に水分補給、
生命維持に努めましょう!










散華の如く~次は、あの男…~

2014-06-04 | 散華の如く~天下出世の蝶~
“あの子、あの子だけは…”
長男が父を追って討死。父と嫡男の死を受け、
次男は家督を継ぎ、同時に白装束をまとった。
帰蝶「何という矛盾であろう」
息子たちの雄姿を夢見ながら、
死神の弟には、
“南無阿弥陀仏”の祈りを捧げ、
塩川「まるで、この具足で浄土へと行きなさいと言っているような…」
帰蝶「私には…、」
私は複雑な気持ちで、南無阿弥陀仏を木箱に戻した。
殿にお仕えする…それは殿の盾であるといくことで、
つまり、主君と自らの死を二つ、背負うことである。
「殿を、極楽浄土へ誘いなさい、言っているように思える」
塩川「そんな不吉な…」
帰蝶「安土は、その名からは遠く、ざわざわと煩い」
塩川「天下平定前、世がざわめき、人が右往左往するは至極当然。ましてや、あそこは…」
帰蝶「裏切りの地。その心、潜む闇が見えたなら、救いようがあろうが…」
塩川「今、大殿様は…」
帰蝶「もやは、四十七の耳や目には、何も入らぬ」
塩川「ましてや、御子息の誕生となれば…」
帰蝶「そうか。ここにも、殿の噂…いや、事実が入っておったか」
塩川「は、届いておりまする」
帰蝶「年長ばかりをお切りになって」
沢彦様も、名目は隠居。
しかし、実のところは、
口喧しい年長の首切り。
天を治めるに主の、その上は要らぬ。
古いしきたり、頑固固執した考えや、
鈍な判断能力に、老いた体が目障り、
塩川「そして次は、明智様…ですか」

取り越し苦労

2014-06-03 | 産前修行
暑くて、
もう…、

足がクリームパンです。

五秒ほど、
パンを押してみます。
…と、

凹んだままです。

いわゆる、
むくみというやつですね。

妊娠後期に入り、
体重は8キロ増、
さらに、30度超えの暑さが続き、
この湿度で足の酵母菌が発酵中、
ぼぉんと、
まぁ見事。
美味しそうなパンが焼き上がりました。
って、
妊婦「ねぇこれ、すっごいむくみだよ」
妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)を心配したら、
実母「わたしなんか、ずっとむくんでるわよ」
産後40年ほど経過してから、
むくみが再発するそうです。
妊婦「…」

さ…てと、

ぷっくぷくに焼き上がったクリームパンは、
主人にマッサージしてもらう事にしてっと、

ただ今、私妊婦、
ちまこちまこと、
革職人になっております。

こんな感じ。

山菜取りに、近くの八尾へ行かれる義父様に、
クマ除けのベルを作りました。
いや、
ちょっと待て、
真鍮のベルはムサシで買って、
ベルトに通せるように改良しただけです。

鳴らしてみましょう。

ちりーん、ちりーん、

遠くまで響く、
美しい音色です。

ちりーん、ちりーん、

…去年の今頃、この私が妊娠するなんて、
思ってもみなかった。
むしろ、
絶対無理と思っていた。

月経が止まったのが高校生。
それから、
産婦人科を転々として、
排卵誘発剤とか飲んで、
めまい、貧血、抜け毛、
頭痛…。
まぁ、いろいろな症状が出て、

通院を止めて、
止めてからは、
ヨガの教室開いて、

教室を開いて五年経って、
生理が、
「おろ?」
再開して、

おろろ?

と教室開いて七年目に結婚話が舞い込んで、

おろろ?

という間に、結婚して、

う゛ッ!

という間に、妊娠した。

今年教室開講八年目に、
マタニティなるヨガの先生となった…。
いやしかし、
私妊婦の、安産のためだけに作ったようなマタニティヨガに通って下さるお客様、

本当に、本当に、ありがとうございます。

“ボコンッ”

元気な子を産みます。

この子、
兎角、ヨガ中は大人しいのですが、

夜中は結構胎動が激しく、

もしかして…、

「夜泣きするかもよ」

と夫婦で心配しております。

まぁ、全てが取り越し苦労だと良いなと祈りつつ、
夫婦共に腹をさすりながら、
余計な心配をするのでした。