ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

散華の如く~平安前の、地獄絵図~

2014-06-14 | 産前修行
女は磔、子供は串刺し。
奴隷の人身売買を容認。
帰蝶「天下人…天下を治めるとは、こういう事なのだろうか…」
危険分子…謀反の疑いのある者を、
その息の掛かった無辜なる者諸共、
制裁と成敗し、切り捨てなさった。
塩川「…ヤスケはどうしているのです?」
黒人の元奴隷…人身売買の犠牲者は生き延び、
現在、殿の側近。殿の手足となり働いている。
もちろん、あの元海賊も同じく、働いている。
“元”という過去の罪、十字架を抱えながら、
帰蝶「殿の許で息災にしておる…」
しかし、
その心までは、
読めぬ。
塩川「日ノ本の外では斯様恐慌が天下を取るという事なのでしょうか」
帰蝶「私に聞くな」
見たことも無い、海の外の事を、
ただ、フロイスたちから聞いて、
それを「わかった」と鵜呑みし、
そのままそっくり真似をして、
果たして、平安が訪れるのか?
“天下布武”
これを提言したのは、沢彦様だった。
だから、その真意を、お尋ねしたい。
天に武を布く…天を治めること、即ち、
それは、力で捻じ伏せる事なのだろうか?
武力とは戦を失くす手立てなのだろうか?
塩川「大殿様は、女子供が一番恐ろしいとお思いなので…」
帰蝶「…斯様な地獄も仕方ないと?」


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。