妊娠9ヶ月で産休に入って…、
妊婦は疑問に思った。
妊婦「妊婦ってさ、何してんの?」
実母「私、ずっと寝てた」
妊婦「あ…そう」
つわりが出産まで続いた母の体験で、
あまり参考にならなかった。
ので、調べてみた。
リラックス休息安息運動、
というものが大切らしい。
ので、休んでる。
お休みがとっても大事な時期にも関わらず、
主人がお中元を持参して実家に遊びに来た。
しかも、来るなり…、
ぐぅ…
腹を鳴らした。
早く、この腹の虫を治めねば、
冷やし中華を作っていると、
実父「お」
アウトドア派の父の自慢が始まった。
「どう?」
婿「美味しいぃす」
ダッチオーブンで特製サクラチップの燻製。
卵の燻製から始まって、
ししゃもと餃子の燻製。
加齢臭+男臭に混じり、
香ばしい香りが漂ってきた。
ぱくり、
妊婦「美味しいぃ」
褒めるから、
調子に乗る。
実父「来週も来るのか」
妊婦「うん…来るけど」
そうかそうか、
来週のメニューを考えておかねば、
って、
なんで、主人を持て成しとんねん。
ちなみに、この日、
主人がなんで来たか?
チャイルドシート取付式である。
妊婦「大丈夫、これ?」
かなり心配だったので、
ダイハツまで行って、確かめた。
主人「さすが、プロ」
妊婦「…」
さすがに、
チャイルドシート取付のプロが、
常備在中しているとは思えん…。
まぁ、いい。
ぐらつきがなく、しっかり固定されているのでOK。
次の目的地、兄の職場にGo。
実家の家庭菜園で枝豆を収穫、
それを持って…、
私の、前に前に突き出た腹を見た。
兄嫁「…。男の子?」
みんな、そう言う。
でもね、
妊婦「先生、付いてないですって」
兄嫁「ふぅ~ん」
妊婦の腹に疑いの目を向けたが、
こればかりは、
出て来て、しっかり、股間をじっと見ないと分からない。
妊婦「ちょろっと可愛いの、付けて産まれて来るかもね」
そう言ったものの…、
もし、ちょろっと付いてたら、
実母「どうすんの、全部女もんよ」
親戚従妹から続々と集まってくる女子用のお洋服に、
おもちゃ…、
妊婦「構わんちゃ」
ふりふり着せとけ、
きらきら遊ばせとけ。
わからん、わからん。
ちなみに、
いっぱい、いっぱいの賜りモノ、
一か所にまとめて置いておいた。
ら!?
パンパースの隣で眠るタルト発見。
おめぇのじゃねょ…。
産後を心配して、
実母が腰楽美尻クッションを買ってくれた。
わぁ~い、座ってみ…、
おめぇのじゃねぇ…て。
腹の子ばかりが構われ、
至福の添い寝も出来ず、
しかも、このムシ暑さ、
悶々とする愛猫は、
「にゃぁ、にゃぁ」
夜泣きする。
寝室の前で、
私が起きるまで、
延々夜泣きする。
もともと夜行性の猫である。
二時間おきに、夜泣きする。
授乳の予行練習か?
授乳っていっても、
三時間おき、だぞ。
まぁ、昼寝するから良いとして、
話を戻すと、
この日なんで、主人がわっざわざ、
大沢野から藤木くんだりまで来たか?
主人「髪が…」
伸びたのだ。
二、三か月前から、私がバリカンで整えるようになった。
美容室に行くよう薦めたら、
「めんど。結婚したら、どうでもよくなった…」
あん?
「これって、離婚の原因にはならんぞ」
そんなぼさりんこ頭を隣においておけるかッ!
というわけで、
うぃーー…ん、
妊婦が刈り上げるようになった。
刈り上げてみると、
妊婦「…(ーー)」
結構面白い。
私もともと、凝り性で、
納得行くまで、やっちゃう性質(たち)で、
それに、
子供がちっこいうちは、
私がカットしてやろうと思っていたので、
練習台だ。
練習台を見て、
義父様「んまいもんだぁ」
義母様「あら、いいじゃない」
褒められたし…。
ついつい、
私って、
バリカンセンスあるんじゃね?
って、錯覚が生じて、
メンズヘアというモノに興味が湧き、
主人の顔、その造りはそっちのけで
ネットで片っ端からイイ男を調べて、
バリカンカット、するようになった。
実験台「上の方、大めに梳いて」
私の腕が気に入ったようで、
喜んで、ちょこんと座って、
テルテル坊主、
刈られている。
里帰り中の妊婦は、
こんな感じで、
出産を待っている。
早よ、
出て来い、
出て来い。
妊婦は疑問に思った。
妊婦「妊婦ってさ、何してんの?」
実母「私、ずっと寝てた」
妊婦「あ…そう」
つわりが出産まで続いた母の体験で、
あまり参考にならなかった。
ので、調べてみた。
リラックス休息安息運動、
というものが大切らしい。
ので、休んでる。
お休みがとっても大事な時期にも関わらず、
主人がお中元を持参して実家に遊びに来た。
しかも、来るなり…、
ぐぅ…
腹を鳴らした。
早く、この腹の虫を治めねば、
冷やし中華を作っていると、
実父「お」
アウトドア派の父の自慢が始まった。
「どう?」
婿「美味しいぃす」
ダッチオーブンで特製サクラチップの燻製。
卵の燻製から始まって、
ししゃもと餃子の燻製。
加齢臭+男臭に混じり、
香ばしい香りが漂ってきた。
ぱくり、
妊婦「美味しいぃ」
褒めるから、
調子に乗る。
実父「来週も来るのか」
妊婦「うん…来るけど」
そうかそうか、
来週のメニューを考えておかねば、
って、
なんで、主人を持て成しとんねん。
ちなみに、この日、
主人がなんで来たか?
チャイルドシート取付式である。
妊婦「大丈夫、これ?」
かなり心配だったので、
ダイハツまで行って、確かめた。
主人「さすが、プロ」
妊婦「…」
さすがに、
チャイルドシート取付のプロが、
常備在中しているとは思えん…。
まぁ、いい。
ぐらつきがなく、しっかり固定されているのでOK。
次の目的地、兄の職場にGo。
実家の家庭菜園で枝豆を収穫、
それを持って…、
私の、前に前に突き出た腹を見た。
兄嫁「…。男の子?」
みんな、そう言う。
でもね、
妊婦「先生、付いてないですって」
兄嫁「ふぅ~ん」
妊婦の腹に疑いの目を向けたが、
こればかりは、
出て来て、しっかり、股間をじっと見ないと分からない。
妊婦「ちょろっと可愛いの、付けて産まれて来るかもね」
そう言ったものの…、
もし、ちょろっと付いてたら、
実母「どうすんの、全部女もんよ」
親戚従妹から続々と集まってくる女子用のお洋服に、
おもちゃ…、
妊婦「構わんちゃ」
ふりふり着せとけ、
きらきら遊ばせとけ。
わからん、わからん。
ちなみに、
いっぱい、いっぱいの賜りモノ、
一か所にまとめて置いておいた。
ら!?
パンパースの隣で眠るタルト発見。
おめぇのじゃねょ…。
産後を心配して、
実母が腰楽美尻クッションを買ってくれた。
わぁ~い、座ってみ…、
おめぇのじゃねぇ…て。
腹の子ばかりが構われ、
至福の添い寝も出来ず、
しかも、このムシ暑さ、
悶々とする愛猫は、
「にゃぁ、にゃぁ」
夜泣きする。
寝室の前で、
私が起きるまで、
延々夜泣きする。
もともと夜行性の猫である。
二時間おきに、夜泣きする。
授乳の予行練習か?
授乳っていっても、
三時間おき、だぞ。
まぁ、昼寝するから良いとして、
話を戻すと、
この日なんで、主人がわっざわざ、
大沢野から藤木くんだりまで来たか?
主人「髪が…」
伸びたのだ。
二、三か月前から、私がバリカンで整えるようになった。
美容室に行くよう薦めたら、
「めんど。結婚したら、どうでもよくなった…」
あん?
「これって、離婚の原因にはならんぞ」
そんなぼさりんこ頭を隣においておけるかッ!
というわけで、
うぃーー…ん、
妊婦が刈り上げるようになった。
刈り上げてみると、
妊婦「…(ーー)」
結構面白い。
私もともと、凝り性で、
納得行くまで、やっちゃう性質(たち)で、
それに、
子供がちっこいうちは、
私がカットしてやろうと思っていたので、
練習台だ。
練習台を見て、
義父様「んまいもんだぁ」
義母様「あら、いいじゃない」
褒められたし…。
ついつい、
私って、
バリカンセンスあるんじゃね?
って、錯覚が生じて、
メンズヘアというモノに興味が湧き、
主人の顔、その造りはそっちのけで
ネットで片っ端からイイ男を調べて、
バリカンカット、するようになった。
実験台「上の方、大めに梳いて」
私の腕が気に入ったようで、
喜んで、ちょこんと座って、
テルテル坊主、
刈られている。
里帰り中の妊婦は、
こんな感じで、
出産を待っている。
早よ、
出て来い、
出て来い。