奇跡への絆

図師ひろき

心からおめでとう!

2008年07月08日 17時59分08秒 | Weblog

 私の弟の結婚披露宴に行ってきました。
 
 私の恩師でもある黒木健司さんのご長男の一臣さんの披露宴に呼ばれたのです。
 一臣さんと私は、健司さんの選挙応援で共に闘い、共に汗と涙を流しあった仲で、選挙後も“弟のように”親しく付き合わせていただいています。

 新婦は市役所に勤める綺麗な才女で、凛とした振る舞いが印象的な方でした。
 
 縁あって私が来賓の挨拶をさせていただいたのですが、一臣さんの潤んだ表情を見ていると、柄にもなく緊張してしまい、マイクを前にして言葉が出なくなってしましました。
 
 なんとか滑り出したものの、思うように語れず、どうなるものかと思いましたが、どうしても伝えたかったことは言葉にすることができました。
 それは、健司さんの選挙のとき一臣さんと私は、選挙カー本体ではなく、もう一台の宣伝カーに乗車して、選挙区内を声をからして駆け回りました。
 高千穂町で街頭演説をしていると、酔っ払いが
 「うるせー、やめてしまえー!」
と一升瓶を持ったまま近づいてきました。
 その時マイクを握っていたのは一臣さんでした。私は少し離れた所でマイクを抱えていたので身動きがとれず、酔っ払いを制止できませんでした。

 一臣さんは、酔っ払いには目もくれず
 「黒木健司を皆さんの力で国政の場に送ってください!
 皆さんの力が必要です!!
 県北発展のため、高千穂発展のため身を削って働かせます!
 力を貸してください!!!」

 涙を流しながら、叫んでいました。
 すると勢い良く近づいてきた酔っ払いの足が止まりました。
 その場に座り込んで話を聞き始めました。

 そして、一臣さんの演説が終わったとき、真っ先に拍手をしてくれてたのはその方でした。

 来賓挨拶の最中にその時の情景が蘇り、こみ上げてくるものがあり、また言葉が出てこなくなりました。

 なんとか挨拶を終えることはできましたが、まとまりのないボロボロの内容にかなり凹んでしまいました。
 会場内は静まり返ってしましましたが、一臣さんに祝福の気持ちが伝わっていれば幸いなのですが・・・

 あらためまして、
 お二人の未来に幸多からんことを、心からお祈り申し上げまして、私の祝辞とさせていただきます。
 頑張れ!
 顔張れ!
 顔晴れ!