桜と競演のカエデの芽吹きにも注目
今日は小雨模様。昨日に京都桜めぐりしといてよかった。
高台寺は予定に入れてなかったが、このポスターと入り口の「ただ今、枝垂桜満開」の看板に釣られて入ってしまった。
右の桜は盛りを過ぎて、色が悪くなっていたし、二種類の枝垂桜、開花時期や色合いが異なるようだけど、なんぼなんでもここまでは違わないと思う。
ポスターは色を強めてあるんやろね、たぶん。
京都の寺院でいちばん最初にライトアップを始めたのがこの高台寺らしい。
お庭の隅々まで苔の合間、竹やぶの中、無骨な黒いライトが転々と置かれ、白砂庭にいたってはこの通り。
なんや、これは?
侘びや寂びはどこへやら、夜のライトアップのための仕掛けがむき出しのまま。
「文句あるなら、夜に来とくれやす。華麗なるスーパーイリュージョンをみせてあげますえ」
に釣られて、人は見にいく。私だっていつか行くかもしれない。
お寺はアートか?
二条城のライトアップは、お金を払ってまで行く価値は充分にあったと思うけど、このチラシの桜に囲まれたお城の場所はどこにある?
城郭の隅櫓(というらしい)の周りには1本の桜があるだけで、よおく、見ると、どうもこっちも合成してあるみたいだ。
うーん、そこまでやらはりますか?
何事も演出したもん勝ち、桜は人を惑わす、酔わす、春の京。