12月5日(日)
平城遷都1300年記念
奈良マラソン2010
気温16℃ 湿度48% 南南西の風、マラソンには絶好の日和
奈良県内初の公認フルマラソンという事で、娘達の旦那二人がエントリーしていた。一人は若かりし時の趣味が走ること、一人は陸のスポーツには縁遠い泳ぎの名手。我が家にとっては一大事件が発生したかの思いで4日夜、両家族を迎え、我が家は10人になった。
8寺30分近鉄奈良駅に沢山の人が降りたち、高円交差点から歩く人の数は鴻ノ池陸上競技場が近づくにつれドンドン増えて、「すごい人やなぁ~」と言う声があちこちから聞こえてきた。こんなイベントを観に行くのは初めての私もこの時点で既にビックリしていた。
フルマラソン40キロ(42.195km)にはなんと10997人、10キロには4481人、5キロには2282人、ジョギングには1181人のエントリーがあったらしい。
幸いスタート地点に辿り着くことができた。
開会の挨拶が始まった。子供達はせんと君に興味があり、大人達はシドニー五輪女子マラソンの金メダリスト・高橋尚子さんをひと目見たいと、左写真・こんな様子であった。
9時スタートの瞬間がきた。Aグループからの出発でFグループとHグループの時には二人の姿を確認しようと私の目は皿になった。高橋尚子さん ことQちゃんは列の最後から「行ってきまぁ~す!」と元気よく駆け出された。皆、嬉しそうに張り切って出発!
(写真はスリックすると拡大する)
その後、私は油阪で待機していている家族と合流。さすが子ども達は沢山のランナーの中から目ざとくパパを見つけて声援を送ったという。
次に8人はJRで天理に移動。山の辺幼稚園前交差点で待つことにした。天理大学の前のかなり厳しい長い坂、行きは下って折り返し登ってきたランナーさんのほとんどには疲れが見えていた。「30キロしんどいわ!でも未だいけるわ!」と友人の声援に手を振って答えながら走っている女性が居て、頼もしきかな!!
再びQちゃんの声が聞こえてきた。行くランナー帰ってくるランナーにハイタッチをしながら声援を送っていられた。沿道の皆はその姿に釘付け!この間、愛する我が応援するランナーを見過ごしてしまった人が居たかもしれないぞ。(笑)
このハイタッチで元気を取り戻し走り続ける勇気が出たのだろう、笑顔が増えた。
二人のパパが家族の声援に答えて走り過ぎた後、私達は再び鴻の池に向かい、フィニッシュの瞬間を待つことにした。
競技場近くの緩やかな坂の途中に掲げられた『後1キロ』の標識の所で足が吊ったのか苦しそうによろよろと倒れた人がいた。沿道の声援をどんな思いで聞かれていたことだろう・・・・・私も涙が出そうになった。。。。。
競技場の入り口では、「後200メートル、頑張れ!頑張れ!」の声援が飛び交っていた。ほとんどの人が苦しくもホッとされたのだろう、いい表情をしていられた。歩調もゆっくりに調整され、安定してきた。
陸のスポーツに縁の無かったパパはこの1年間練習を積んだ甲斐あって4時間41分52秒で完走。走りが得意だったパパは今は坐骨神経痛に悩みながらテーピングをしての挑戦、それでも5時間25分26秒で無事完走できたのはさすがだね。よかったよかった。
二人のパパには古都奈良の景色を眺めながら走ったこの日がどうかいい思い出となりますように・・・・・子ども達にはパパの頑張った姿を覚えておいてね。
そして私達二人には楽しい思い出をありがとう。
Qちゃんのお陰で大いに盛り上がり、4000人のボランティアの人達の手際のいい働きでこのイベントは大成功に終わったようである。
ついでながら、優勝は23歳の男子で2時間23分16秒、女子では33歳の主婦 2時間49分52秒の記録だったようである。素晴しい!
平城遷都1300年記念
奈良マラソン2010
気温16℃ 湿度48% 南南西の風、マラソンには絶好の日和
奈良県内初の公認フルマラソンという事で、娘達の旦那二人がエントリーしていた。一人は若かりし時の趣味が走ること、一人は陸のスポーツには縁遠い泳ぎの名手。我が家にとっては一大事件が発生したかの思いで4日夜、両家族を迎え、我が家は10人になった。
8寺30分近鉄奈良駅に沢山の人が降りたち、高円交差点から歩く人の数は鴻ノ池陸上競技場が近づくにつれドンドン増えて、「すごい人やなぁ~」と言う声があちこちから聞こえてきた。こんなイベントを観に行くのは初めての私もこの時点で既にビックリしていた。
フルマラソン40キロ(42.195km)にはなんと10997人、10キロには4481人、5キロには2282人、ジョギングには1181人のエントリーがあったらしい。
幸いスタート地点に辿り着くことができた。
開会の挨拶が始まった。子供達はせんと君に興味があり、大人達はシドニー五輪女子マラソンの金メダリスト・高橋尚子さんをひと目見たいと、左写真・こんな様子であった。
9時スタートの瞬間がきた。Aグループからの出発でFグループとHグループの時には二人の姿を確認しようと私の目は皿になった。高橋尚子さん ことQちゃんは列の最後から「行ってきまぁ~す!」と元気よく駆け出された。皆、嬉しそうに張り切って出発!
(写真はスリックすると拡大する)
その後、私は油阪で待機していている家族と合流。さすが子ども達は沢山のランナーの中から目ざとくパパを見つけて声援を送ったという。
次に8人はJRで天理に移動。山の辺幼稚園前交差点で待つことにした。天理大学の前のかなり厳しい長い坂、行きは下って折り返し登ってきたランナーさんのほとんどには疲れが見えていた。「30キロしんどいわ!でも未だいけるわ!」と友人の声援に手を振って答えながら走っている女性が居て、頼もしきかな!!
再びQちゃんの声が聞こえてきた。行くランナー帰ってくるランナーにハイタッチをしながら声援を送っていられた。沿道の皆はその姿に釘付け!この間、愛する我が応援するランナーを見過ごしてしまった人が居たかもしれないぞ。(笑)
このハイタッチで元気を取り戻し走り続ける勇気が出たのだろう、笑顔が増えた。
二人のパパが家族の声援に答えて走り過ぎた後、私達は再び鴻の池に向かい、フィニッシュの瞬間を待つことにした。
競技場近くの緩やかな坂の途中に掲げられた『後1キロ』の標識の所で足が吊ったのか苦しそうによろよろと倒れた人がいた。沿道の声援をどんな思いで聞かれていたことだろう・・・・・私も涙が出そうになった。。。。。
競技場の入り口では、「後200メートル、頑張れ!頑張れ!」の声援が飛び交っていた。ほとんどの人が苦しくもホッとされたのだろう、いい表情をしていられた。歩調もゆっくりに調整され、安定してきた。
陸のスポーツに縁の無かったパパはこの1年間練習を積んだ甲斐あって4時間41分52秒で完走。走りが得意だったパパは今は坐骨神経痛に悩みながらテーピングをしての挑戦、それでも5時間25分26秒で無事完走できたのはさすがだね。よかったよかった。
二人のパパには古都奈良の景色を眺めながら走ったこの日がどうかいい思い出となりますように・・・・・子ども達にはパパの頑張った姿を覚えておいてね。
そして私達二人には楽しい思い出をありがとう。
Qちゃんのお陰で大いに盛り上がり、4000人のボランティアの人達の手際のいい働きでこのイベントは大成功に終わったようである。
ついでながら、優勝は23歳の男子で2時間23分16秒、女子では33歳の主婦 2時間49分52秒の記録だったようである。素晴しい!