OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

ピアノコンサート

2019年07月19日 | 日記
ピアノコンサート。
そんなタイトルの映画が昔あった。
渋谷でひとりで観た。
すきな映画だった。

それから、タチアナ・シュワノバのピアノコンサートは、上野文化会館。ここまでは20代。

ブーニンのピアノコンサートはサントリーだったか。峠は過ぎてたな。

単独のピアノコンサートに行ったのは、あと、小さな会場のものが一つ、二つか。
アメリカで活躍し、今は日本が多いのかな?田崎悦子さんを忘れちゃいけない。
もう一つは、三宅さんのだった。河合ピアノのホールだったか。

その三宅さんのピアノコンサートは、今日、オペラシティ。

バッハ、ショパン、ドビッシィ、リスト。
知らない曲が多いが、三宅さんの解釈での音に共感を覚えた!?

芸大からオーストリアへ。いくつかのコンクールでも入賞している。
戻って、大学で教えたと思ったら、結婚もして、アメリカへ。
また戻って、子も授かって。

小学校になったらうちのと同い年、家も斜め上と下の関係だった。
その頃をおもえば、音楽中心の生活との葛藤は続いたようだ。

子は中学から北海道へ。今は京都だ。
ご主人に久々にあったら、子が小学校の時は秋田?だったが、こっちでは外来をみ、また秋田に5年目だとか。

今はまた独身時代のように、音楽中心の生活に戻れている彼女のようだが、完璧主義っぽい彼女の育児の頃あたりの生活感との葛藤。
結果的に、これはいま、彼女自身も感じているようだが、表現の幅になっている。
それは素人にもわかる気がした。

あまり感情をみせず難しい技術であろうこともたんたんと弾いてしまう彼女だが、彼女の文章に接するとき、いつもそこには詩があることを感じる。
それもきれいな西洋の詩的さだ。
背も高くスタイルもいい彼女は、心身ともに西洋的に洗練されている感じ。

5月にCDを出した彼女。タイトルは、日本語でいうと「ゆり」みたいだが、それも彼女の詩的雰囲気に合うと思った。


ピアノコンサート。やっぱり、いいね。




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