辰年をたつどしと読む。
たつは龍だ。
辰の意味に龍があるわけでなし、遠い昔に十二支の五番目に振り与えられた。
十二支のなかの唯一の想像上の霊獣だ。
その年によって人気が変わるが、辰と龍はどちらもよく使われる。
私の14日からの個展は「龍+」で、龍を多く書いた。ついでに龍も描いた。
それと多く書いたのが、「嘉辰」、“よき日”。
つづいて「嘉辰令月」、“よき日よき月”だ。
その続きが「嘉辰令月歓無極」、“よき日よき月歓びは極まりない”。
昔むかしから祝いの席で朗詠されてきたという。
2024年 令和6年 改歳「辰年」のご縁で今年尚強調したい縁起のいい「嘉辰」というわけである。
小熊廣美 書の世界
龍+
10月14日から21日
銀座 +ノーション
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