OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

並ぶ阿呆に、撮る阿呆

2016年05月14日 | 日記
若冲展は、入場まで「180分待ち」と。

わたしは業界紙に今回の若冲案内をかいてたので、観ないわけにはいかない。
初日に伺う予定だったが、急きょの打合せが入って行けず。
混雑必至だと思い、夜も開館の日を狙う。

それでも甘かった。
都美術館前は、長蛇の列。

ラーメンでも何でも、並ぶのはキライな私だが、並んだ。
長蛇の列のその一人になっている自分が、あほに思える。
ニュース記者でもなのに、その列を撮るいまどきのあほもいる。

同じあほなら、やっぱ、並ぶ方かな。

若冲は、絵を描くことがすべてだったような人だ。
名誉も金もまったく縁がなかったのは、ボンボン育ちだったからか。

大典和尚、売茶翁のお二人は、若冲を語る上では欠かせない。

それにしても、やっぱり観てよかった釈迦三尊像三点と動植綵絵三十点。


それにしても、主催者側は、整理券の発行でもなんでも、なんらかの対策を考えてほしいものである。
そしたら、おいしいコーヒーの香りに包まれることもできる。

並んだ方々に、「大入袋」を配るのも、いい!?
絵葉書一枚入っていたら、並んでいる脚の疲れも少し和らぐかも。






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