*2014年7月25日撮影
梅雨明けの声は聞こえませんが、本格的な夏の暑さがやってきてこれはもう梅雨明けです。
珍しいオオムラサキという蝶に出会ったのでごらん下さい。
トチノキの根元が草刈機で傷ついたようで、樹液が滲み出しているところにコガネムシやらクワガタやらが群がっています。
そこに飛んで来た巨大な蝶。一瞬広げた翅の美しい色!
日本の国蝶とされているオオムラサキです。
翅を閉じているとこのように地味です。
*2014年7月24日撮影
翅を広げた写真がこれです。
じつはこれは昨日同じ場所で撮影しました。樹液を吸うのに忙しくて、ほとんど翅を広げてくれません。
トチノキの皮の傷に体ごともぐり込んでいるのはカナブンのようです。
カナブンは他の虫が来ると体当たりして追い払います。
しかしオオムラサキは全然動じません。カナブンの脚の間に口吻を差し込んで樹液を吸います。
カナブンはオオムラサキの口吻も脚で蹴飛ばしたりしてどかします。
するとオオムラサキはいったん口吻を縮めるものの、また別のところからカナブンの先にある樹液を吸おうとします。
たぶんこうして昨日も今日もバトルが続いているのだと思います。
明日も続いているでしょうか?