*2014年7月29日撮影
先週末は猛暑の夏でしたが、今週は雨や曇り空で気温もあまり上がらず、過ごしやすい日が続いています。
今朝は久しぶりに鶴ヶ城へ。
木の下の日陰に咲いている小さな黄色い花。
ダイコンソウといいます。
どうして大根の名が付くのか不思議ですが、冬越しの根生葉が大根に似ているというので名付けられたといいます。
命名の由来というのはいろいろ奇妙なこともありますが、信じるより他にありません。
*2014年7月29日撮影
この丸い黄色い花の形は、なぜかほっと心なごむ気持ちがします。
茎の先が枝分かれしてその先に花がひとつ、伸びた枝はまた分かれて花がつき、それを繰り返すので全体にぱらっとした感じで花が咲きます。
*2014年7月29日撮影
花の中心部のグリーンの部分にはたくさんの雌しべが集まっていて、そのまわりを黄色い雄しべが囲んでいます。
それで雌しべの集合体がやがて実になるのですが、花柱の先端が妙な具合に曲がります。
今回の写真ではよく分かりませんが、ダイコンソウの一番の特徴です。