*2014年7月23日撮影
オモダカという草花。
じつは水田の雑草です。米農家にとっては駆除に悩まされるにっくき敵です。
大きな矢印形の葉が特徴で、花は葉とは別の独立した茎に白い花を次々に咲かせます。
なかなか清楚な感じの花です。
*2014年7月23日撮影
この写真の花は咲き始めのようです。葉も小さめです。
花の中心が緑色をしているのは雌花だからです。上の写真の花は中心が黄色いので雄花です(雄しべが黄色い)。
雌雄別株ではなくて同じ茎に雄花も雌花も咲くのですが、たまたまこの写真には雌花だけが写っているというわけです。
*2014年7月23日撮影
花のアップをもう一度。
上の方にはつぼみがあってこれから咲くのだと思います。
咲いている花は黄色い雄しべを持っているので雄花です。
咲いている花の下の方には実が出来ているようです。つまりこれは元は雌花だったわけです。
正月料理に使うクワイというのはこのオモダカが原種で、塊茎が大きくなるように品種改良した作物です。