*2014年7月21日撮影
今日も晴れました。夏空が広がり気温も上がりましたが、なんとなく風が冷たい感じがします。
まだ梅雨なのですね。
さて会津の鶴ヶ城の南側を流れる湯川の中に、ヨシに囲まれながらオオハンゴンソウが咲いています。
昨年までは見なかったような気がするのですが。
ヒマワリを小さくしたような花で、中心部が盛り上がっているのが特徴です。
*2014年7月21日撮影
大きな草で背の高さは1m以上あり、花は5~7cmとされています。
黄色いはなやかな花で、もとは園芸植物として明治時代に渡来したそうです。原産地は北米。
このオオハンゴンソウが北国を中心に各地に繁殖し、湿原などの在来の植物を駆逐しはじめたことが問題視されています。
今は特定外来生物に指定されて、栽培や輸入、保管、運搬などが禁止されています。
*2014年7月21日撮影
裏磐梯の五色沼周辺では、毎年オオハンゴンソウの駆除作業がボランティアもまじえて実施されています。
人力で根ごと引き抜く作業をしていると報道されていますが、それでも毎年また生えてくるようです。
湯川の場合は時折徹底的に刈り取りが行われるので、年により植物の姿もかなり変化します。
湯川のオオハンゴンソウはこれから他を圧して増えていくのか、そうでもないのか、注目していきたいと思います。