さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ジャコウアゲハ

2013-06-07 20:56:13 | 昆虫

*2013年6月6日撮影

 黒いアゲハチョウの一種、ジャコウアゲハに出会いました。
 黒いといってもなんだか透け透けで白っぽくみえます。体が赤いのがちょっと不気味です。
 翅が白っぽく見えるのは、透けているからではなく、そういう色なのです。写真はたぶん雌なので、特に白っぽい色をしています。

 とまっている花は、ムシトリナデシコだと思います。
 食虫植物ではないのですが、茎に粘液を出す部分があり、小さな虫がくっつくことからムシトリの名がついています。





*2011年7月17日撮影

 というわけで、一昨年撮った雄と思われるジャコウアゲハです。色がかなり黒いと思います。
 とまっている花は、おなじみのアカツメクサです。

 ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサという草を主に食用とし、ウマノスズクサは毒草なので、成虫のジャコウアゲハも毒を持っているということになっています。
 蝶を食べる生き物がいるのかどうかわかりませんが、毒を持つ蝶というのもちょっとびっくりです。
 ウマノスズクサというのを見たことがないのですが、ジャコウアゲハはウマノスズクサのあるところに住んでいるということだそうです。