故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

絵のタイトルは、「時の流れに身をまかせ」です。
妻は、前へ前へ進むタイプです。
決して言ってはなりません。
私は、彼女が出した汚れ物をひたすら洗います。
拭いて元に戻したら、彼女が引き出します。
それでうまく行くのなら、良しとしましょう。
そういう私も「計画だけ人間」です。
もうひとつおもしろいことを思いついたので記事にします。
タイトルは、「計画人間」です。
NHK朝の番組アサイチを視ていたかみさんが、私にすぐ買って来いと依頼をしました。
番組内で、これは健康によくて美味しいと役に立つ料理を紹介していました。
ぐずぐずして、お昼ごろ近くのスーパーに行きました。
普段は見向きもされない食材です。置かれているであろう棚は空っぽでした。
ほほー。NHKの影響力強しと思ったものです。
そういう私も「計画人間」です。
カフェのソーシャルディスタンス確保のため、
パーティションを設置しなければと燐県の大型ホームセンターまで材料と道具を買いに行きました。
計画倒れで、袋に入れたままです。3週間は経過しました。
竹製椅子を作りたい。丸のみと墨壺は必須の道具と近辺の金物屋を回りました。
竹を8割する道具がないのと一緒で、置いていませんでした。
カフェの朝は、仕込みで忙しい。妻の制止を聞かずに市街地のホームセンターに走りました。
思っていたものより小さめの丸のみを見つけました。近代的になった墨壺も見つけました。
大急ぎで帰ってきても、カフェのお客様は来ず。妻の顔は平穏でした。
高価な道具を入れた買い物袋を、今朝見つけました。
道具を出して、ソーシャルディスタンスの道具の袋に追加しました。
私は、「計画人間」と都はるみが歌う何かのフレーズがこだまします。
やれやれ、またやってしまった。
子供の頃から、今年こそと夏休みの宿題を片づける計画を立てました。
計画では、夏休みの半分くらいで終わる予定でした。あとは、遊び惚けてもよい。
いつものことで、夏休みの終わりの頃には、絵日記の天気の欄は空白のままでした。
子供の頃から変わらぬ性分です。
これもよし あれもよしと 通販山
2020年10月4日

絵のタイトルは、「お父さん、嫁に出せるかよ」です。
似顔絵用に写真を撮るとき、幼子からろうたけた方まで、
すべての女性が、「私、きれい」と問いかけてくれます。
プレッシャーのなか、似顔絵にします。
今日のタイトルは、「体重増減表」です。
保健所から健康指導なる手紙が来ました。
ウェストが、同年齢平均より1cmだけ大きいというのが問題となりました。
私を面談してくださった保健婦さんが可愛いので、大いに話を聞く気が出ました。
可愛いと言っても、おそらく半世紀は生きておられるでしょう。
酒も煙草もやめる気がない。運動は、ゴルフと草刈で十分です。
指導の根拠が見当たりません。
今春から、「体重増減表」を付けて健康管理しています。
「素敵。次の面談で見せてください」とお願いされました。ええ、次もあるの。
私は単純なもので、表だけ採っていたものをさっそくエクセルに入れグラフにしました。
私は、「体重増減表」が繋ぐ縁を大事にしたい。
何を一生懸命やってるのかと妻が覗きます。
理由を説明した。動機の部分で、私の顔を見つめ「バーカ」と暗に言っていた。
先月まで順調に体重は、行ったり来たりを繰り返しながら、春から3Kg減っていました。
草刈とゴルフで身体をいじめた成果です。
BMIも25を切りもう少しで目標の24です。
体脂肪は20を切り、内臓脂肪は15を切る。順調そのものでした。
ところが、秋も深まり運動をしても汗をかかなくなりました。
長風呂をしても、かく汗の量はしれています。1Kg戻りました。
これではいかん。
可愛い保健婦さんの顔が浮かびます。
ただ、褒められたい。この不純な気持ちが後押しします。
妻に続いて、畑に出ることにしました。
汗をかくぞう。
蔦のつる 大木昇り 見て見てと
2020年10月3日

夫婦は、互いに「あなた色に染まる」(絵のタイトル)と睦まじく生きてきました。
これまでも、これからも。
朝起きて、ファンヒーターを付ける。
身体を起こし、各部位をぎこぎこと動かす。
足りない時は、さする。
おお、今日も動けるなとなります。
今日のタイトルは、「空気を温める」です。
私が気に入っている鍋の一つが、二重底・壁です。
どんな鍋も直火です。底が厚いのもあれば薄いのもあります。
この二重底の鍋は、焦げ付きにくいし冷めにくいのです。
カフェで、二重壁・底の水差しを愛用しています。
氷を入れて、長時間机の上に置いても机に滴は垂れません。
私は、多くの食品プロジェクトでプロジェクトマネージャーをしてきました。
打ち合わせ・進捗確認会議は、朝礼だけとしました。
一日一回の全体会議(朝礼のみ)だけで、通したプロジェクトがありました。
エンジニアリング会社は、一日に三回会議をします。朝、10時、15時です。
中には、午後1時も入れて4回の時もあります。
班長クラスが出席します。
何千人も働くプロジェクトで、数十人のグループリーダーが出席するのは良いかもしれない。
食品プロジェクトは、一グループが3人から10人までです。
リーダーを会議に取られたら、仕事は滞ります。
私は、併せて残業・休日出勤を許しませんでした。
ゼネコンが集める業者は、関東6県から参集していました。通勤時間は、平均2-3時間です。
次の現場も抱えて、この仕事を期日通りに仕上げるには残業しかないと、床仕上げ業者が訴えてきました。
どうせあんたたちは、渋滞を避けて早く来ているんだから、朝礼前に残業したらと許しました。
残業をして、9時頃家に着き朝5時に出てくる生活を許しませんでした。
家族の許に、安全に返してあげたい。
会社で行う会議の主目的は、各担当からの発表(戦果報告・仕事の進捗)に終始します。
皆の知恵を出して、何かを解決しようと言う会議は少ない。
私は、各担当に会いに行き(現場回り、現場で草むしりをしながら質問を受ける)、話を聞きました。
各担当が10人いたら、独りが発表するとき他の9人は無関心です。
よって、9人が過ごす無駄な時間となる。
朝礼は、真剣そのものでした。
現場に張り付き、即座に相談に乗ってきたから何も見ずに話ができました。
一日の工程と注意点を手短に話しました。各担当から相談事が出ました。
皆の前で方針を話すから、各人納得でした。
それでは、殺伐としている。仕事と言ってしまえばそうですが。
週末(土曜日)には、売れ残りのパン(作り過ぎて廃棄)を全員に配ることにしました。
朝礼で、袋を振る動作をしました。用意して来たかと話かけます。皆、笑顔になります。
一週間に一回、家族が好きなパンをお父さんが持って帰る。お父さんは、一時的に英雄です。
現場の「空気を温める」のに、一生懸命でした。
業者の皆さんは、残業せずに、一目散に家族の許へ帰りました。
猛暑の現場の冷蔵庫には、常にポカリスウェットを凍らし、冷やしておいていました。
業者の誰もが、飲んでよい。無料の清涼飲料です。
休憩時間には、業者の誰かがペット・缶飲料を自販機まで買いに行きます。
私は、業者を休ませてあげたかった。自販機の値段も監督が盗ることをしませんでした。
こんな現場はないと業者の各人が喜びました。
私は、休憩時間に馬鹿話ばかりしました。こんなバカだったのかと業者の皆が思ったはずです。
カフェでも同様です。
来た人が、長くいられるよう工夫をしています。滞在平均時間は3時間です。
皆さんの家と一緒で、畳、カーペット、ソファに机・椅子です。
子供が歩き回っても、階段だけを見ていればよい。皆さんが俯瞰で互いの顔が見える空間です。
フリーレイアウトで、予約人数に併せて机を出したり、ひっこめたり、向きを変えて互いの顔が見える。
脚に難がある人は、1階の机に陣取っていただく。違うグループは2階に上がる。
大勢集まることは、避けています。SNSはあえてやらず、口コミだけです。隠れ家で良い。
カフェの空気を温めたい。
空気は見えぬものです。
空気は心地よい。無くてはならぬものです。
そこに心血を注ぎたいと生きてきました。
あなたやって 忘れてました 妻不満
2020年10月2日

今日のタイトルに合わせ、この絵を選んだ。絵のタイトルは「気品」です。
帝国ホテル前にあった彫像です。
何かを追求することは、いずれはこんな姿になる。
人生、楽しまなくっちゃ。
草は、種を付けると一年の役割を終える。
9月に入り、種を付けた草から順に刈っている。
次から次に違う植物が種をできるだけ遠くまで飛ばそうと背を伸ばす。
生えるときも同様で、刈っても次に違う植物が、「これ幸い」と伸びてくる。
今日のタイトルは、「ベンチ」です。
2020年9月22日投稿記事「我慢が効かない」では、
一過性のイベントを打つより、ベンチやトイレを作るのが先ではないでしょうか。
滞在時間を延ばしていただく工夫が足りない。
遠くから来て、お好み焼きとピザをテイクアウトしてくださいました。
「食べるのに、適当な場所を教えてください」と聞かれました。答えようがありませんでした。
(中略)
良いことを思いついた。空き家をただ遊ばせておく必要がない。
害になりつつある竹を伐って、ベンチと椅子を作って、空き家に置こう。
(記事より抜粋)
この記事を受けて、ベンチを作ることにしました。
まずは、オーソドックスなベンチからと計画しました。
ベンチは、両脇の枠にすべての始まりがある。
竹製の枠にするには、強度と美しさを求めるため、竹を曲げなければならない。
斜面に生えた竹は、自然と曲がっている。これを利用したとしても、もう2か所曲げたい。
炭を熾して竹を炙る。曲がるだろうか。
曲げることができたら、15mの竹をどこまでもループ状に曲げたい。
ループ状になった竹を丈夫な竹にぶら下げ、下部にかご(椅子)を付ける。
かごは、8分割した竹で編み上げる。編み上げる際の末端の始末をどうしよう。
丈夫な竹の両端に竹製かごをぶら下げる。
中心に芯になる竹を組み合わせ、やじろべえのような椅子を1セット作る。
8セットでメリーゴーランドのように円にする。家族で座って、それぞれの体重にあわせバランスをとる。
メリーゴーランドだから、地面を蹴って回す。あるいは、他の一人が回してもよい。
そんなベンチを寝床の中で、あれこれ考えた。
先人は、もっと良いものを考えているに違いないとネット検索することにした。
あるある。
一つは、10本くらいのまっすぐな竹をハウスロープ(ビニール製で安価)で結ぶもの。
ベンチ全体の長さに合わせ、3か所に受けのクロスの竹(4本組を座る面の反対側)を結ぶ。
その3か所に下には、土嚢を積み座る高さとする。
囲炉裏も作っていた。囲炉裏の高さに合わせて、本数を選んで4方を囲み、中に土を入れる。
もう一つは、本格的なものであった。直系の大きな竹に穴をノミで穴をくりぬき、穴に入る竹を入れる。
竹を止めるのは、竹製くぎであった。
曲がる部分は、曲げたい側の竹半分を切り欠き、火であぶる。切り欠き部分に補強の竹を挿み曲げる。
角には、竹が通っており補強になるとともに、座り心地の良さを出していた。
背もたれと、脇も同様にノミでくりぬき、細めの竹を入れ竹釘で止める。この繰り返しである。
座る面、テーブルになる面には、割った竹を通していた。まとめて桟を交互に通し、最後には竹釘で止める。
デザインが優れていて、家具としても十分な価値を醸し出していた。
ベンチとテーブルとベッドを作っていた。いやあ素晴らしい。
私は、後者の竹製家具に挑戦したくなった。中国の方が製作したユーチューブであった。
これなら、友人が俺にも作ってほしいと依頼するに違いない。
なにしろ、古い家具(桐製)を古民家から持ってくるほど好きなのである。
夢がまたできた。
想い先 工夫はあとで やるだけさ
2020年10月1日