故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

飛躍

2020-10-08 07:58:54 | よもやま話

絵のタイトルも「飛躍」です。
エンジニアリングを担当した、パン工場の社長に竣工記念として送りました。
新設から改造までを含め、20年間に5本渡しました。
その間、私は3社転職しました。転職しても仕事をいただけました。
中には、左利きの息子用の竹トンボを仕上げて渡しました。
右利きの社長が回すと、飛躍どころか下降してしまいました。
にこやかに受け取ってくださいました。


今日は雨。
商工会のゴルフの日です。私は出ませんが、よりによってこんな日になってしまいました。
広域に役員が集まってやるそうです。もう、日取りは変えられません。

今日のタイトルは、「飛躍」です。
とびあがること。おどりあがること。
勢いよく活動すること。
急速に進歩すること。
(論理などが)正しい順序・段階をふまずに先に進むこと。
(広辞苑より)
幼子は、感情表現が豊かです。
嬉しいと跳ねています。
跳ねて降りるまでに、背が伸びる。
急速に大人への階段を駆け上ります。
この頃はパラサイトなのか、いつまでも親の家に同居しています。
ヨーロッパでは、パラサイトは異性に相手にされません。

新型コロナで、経済も人々の気持ちも下降し塞ぎがちです。
何か良いニュースはないものでしょうか。
森の端に黄色に色づいた蔓が見えます。
山芋です。今のうちに目印をつけておいて、冬に掘り出します。
山芋は、1m以上掘らなければなりません。
下にいくほど太くなっています。
だから、ていねいに土を払いながら、一本を取り出します。
3時間も土と格闘(軍手にこびりつく土が冷たい)しながら、1mものを完璧な姿で掘り出しました。
軽トラに積んで、今は山芋堀をやめた友人に届けました。自慢したい。それだけのことです。
半端ものを自分たちが食べる。本物の山芋は箸に絡まって混ぜられません。
汁を足しながら、つつくように混ぜます。

飛躍でした。
左を指さしながら、口では「右よ」と妻が言う。
どちらが正しいのか判然としません。
これが美味しかった。と妻に教えます。
そりゃ、好きな人と食べたものは何でも美味しかったでしょうよ。
かさねて妻が言う。
飛躍的な展開となりました。言うんではなかった。

飛躍です。
何十年後には、現在ない仕事が半分以上になると、どこかで読みました。
AIが、事務仕事、単純労働と危険な役割を人間に代わってすることになる。
私達は、どんな仕事をすることになるのでしょう。
ワシントンにいて、無人機を操縦し、アフガニスタンの高地を爆撃する。
戦争がゲームになる。

こころの飛躍が追い付くでしょうか。
これからも、五感で感じることができるでしょうか。
第六感が働くでしょうか。
誰かが考えた「正しい」ことばかりになる。
異論が封じられる。
かつて見た情景が展開される。
自然は、何千年・何万年をかけて進化している。
私達も自然の一つです。AIにそれを教えるのも私達の役目です。

いわし雲 せっかくの花 刈り払う

2020年10月9日
コメント
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