絵のタイトルも「飛躍」です。
エンジニアリングを担当した、パン工場の社長に竣工記念として送りました。
新設から改造までを含め、20年間に5本渡しました。
その間、私は3社転職しました。転職しても仕事をいただけました。
中には、左利きの息子用の竹トンボを仕上げて渡しました。
右利きの社長が回すと、飛躍どころか下降してしまいました。
にこやかに受け取ってくださいました。
今日は雨。
商工会のゴルフの日です。私は出ませんが、よりによってこんな日になってしまいました。
広域に役員が集まってやるそうです。もう、日取りは変えられません。
今日のタイトルは、「飛躍」です。
とびあがること。おどりあがること。
勢いよく活動すること。
急速に進歩すること。
(論理などが)正しい順序・段階をふまずに先に進むこと。
(広辞苑より)
幼子は、感情表現が豊かです。
嬉しいと跳ねています。
跳ねて降りるまでに、背が伸びる。
急速に大人への階段を駆け上ります。
この頃はパラサイトなのか、いつまでも親の家に同居しています。
ヨーロッパでは、パラサイトは異性に相手にされません。
新型コロナで、経済も人々の気持ちも下降し塞ぎがちです。
何か良いニュースはないものでしょうか。
森の端に黄色に色づいた蔓が見えます。
山芋です。今のうちに目印をつけておいて、冬に掘り出します。
山芋は、1m以上掘らなければなりません。
下にいくほど太くなっています。
だから、ていねいに土を払いながら、一本を取り出します。
3時間も土と格闘(軍手にこびりつく土が冷たい)しながら、1mものを完璧な姿で掘り出しました。
軽トラに積んで、今は山芋堀をやめた友人に届けました。自慢したい。それだけのことです。
半端ものを自分たちが食べる。本物の山芋は箸に絡まって混ぜられません。
汁を足しながら、つつくように混ぜます。
飛躍でした。
左を指さしながら、口では「右よ」と妻が言う。
どちらが正しいのか判然としません。
これが美味しかった。と妻に教えます。
そりゃ、好きな人と食べたものは何でも美味しかったでしょうよ。
かさねて妻が言う。
飛躍的な展開となりました。言うんではなかった。
飛躍です。
何十年後には、現在ない仕事が半分以上になると、どこかで読みました。
AIが、事務仕事、単純労働と危険な役割を人間に代わってすることになる。
私達は、どんな仕事をすることになるのでしょう。
ワシントンにいて、無人機を操縦し、アフガニスタンの高地を爆撃する。
戦争がゲームになる。
こころの飛躍が追い付くでしょうか。
これからも、五感で感じることができるでしょうか。
第六感が働くでしょうか。
誰かが考えた「正しい」ことばかりになる。
異論が封じられる。
かつて見た情景が展開される。
自然は、何千年・何万年をかけて進化している。
私達も自然の一つです。AIにそれを教えるのも私達の役目です。
いわし雲 せっかくの花 刈り払う
2020年10月9日