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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

本音で話す

2017-02-14 06:06:40 | プロジェクトエンジニアー

手放しで叫んでみたいものです。
幸せだ。
私も。
と言ってくださいますか。


今日のタイトルは、「本音で話す」です。

私がこだわる言葉の一つに、「本音」があります。
何度となく、この言葉について書いています。
あなたは、結婚相手に自分の携帯電話を見せることができますか。
私は、長い間できませんでした。
見るつもりも、見せるつもりもありませんでした。

いつしか、本音で話さないと覚えられなくなりました。
「恥の上塗り」もできなくなりました。

真実と嘘の境もつかなくなりました。
毎日、ブログと絵手紙と俳句を書いています。
本当の気持ちを表現できません。
何か違う。
近づけるよう努力していると言っても良いでしょう。

本音で話しているようでも、どこかで自分を擁護しています。
第三者になって、自分を評価したいと書いています。

本音とは、
真の音色。
本心から出たことば。たてまえを取り除いた本当の気持ち。(広辞苑より)
このように、何度も広辞苑を引用しています。
本心とは、
もちまえの正しい心。良心。
本気。正気。本性。
うわべでない、本当の心。本意。(広辞苑より)

たてまえがない社会は考えられない。
だから、「もちまえ」と言い自分の嘘偽りのない持説をもち話すこと。
なにしろ、「たてまえ」が染みついています。
持説さえも、ころころ変わるありさまです。

自分の中の本当のこころを探しています。
「本音で話す」以前の問題です。

確かに言葉に騙されなくなりました。
相手の表情を読み取り、脈絡から推測できるようになりました。
感受性が弱くなり、相手の言葉が響かなくなっています。
「そんなこともあろうな」という感覚です。

正しく伝え聞くには、正しく伝える努力をしなければなりません。
自分の苦労した分だけ、相手の気持ちや本音が伝わると言われます。
終わりがありません。
今回もわかりませんでした。

ゆりが揺れ あなたが去って 雲に問う

2017年2月14日

2015年8月7日投稿記事「本音」を参照してください。
2015年5月31日投稿記事「本音が言える」を参照してください。
どちらの記事も本音で話したり、感じたりすることが
どれだけ素晴らしいことかと書いています。
難しく考えることはないようです。
本音で話す場に自然と近づいていくようです。
これからも何度となく「本音」旅は続きます。

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伝統

2017-02-13 07:27:49 | プロジェクトエンジニアー

この方は、親しみやすい感じの方でした。
鼻より上と下で印象が違いました。
似顔絵を描いているとよく経験することです。
印象とは、逆の表現になってしまいました。


奉納相撲と盆祭りの手伝いをしました。
この時の皆さんの意気込みは、他のイベントと違いました。

俺にも、私にも手伝わせろという雰囲気です。
中には、お願いされるのを待っている方もおられました。
「俺でなけりゃ、やっぱりだめか」と引き受けられます。
知恵者が絶妙のタイミングでお願いします。
双方、どういう方かよく知っておるのです。
わきあいあいの内に、作業は進んでいきます。

こんなに忙しい想いをして、どうして手伝うのですか。
商工会青年部の若きパパに尋ねたことがあります。
親父もやってきた。今度は俺たちの番だと胸を張られます。

だるま市に行ってきました。
300年以上続く伝統的な一日だけの祭りです。
来ている人を見ると、大人が多い。
まさに老若男女。

地域おこしのヒントが隠されているように思っています。

七味売り 去年も七十 来年も

2017年2月13日



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Angst(不安)

2017-02-12 10:36:36 | プロジェクトエンジニアー

賀詞交換会でお会いした方です。
気軽にモデルになってくれました。
ありがとうございました。
お渡しする日が楽しみです。


今日のタイトルは、「Angst(不安)」です。
不安とは、安心できないこと。きがかりなさま。心配。不安心。
Angstとは、(哲学)不安、恐怖、苦悩(英和辞典より)

目下の不安とは、カフェの準備だったり、まだできないことだったりします。
まだできないことは、3つはあります。
火曜日に発表するプレゼンテーションのこと。
木曜日に面会するときに提案すること。
金曜日に友人に会うときに渡す土産のこと。

すべて、自ら提案するものばかりです。
どうして、これが不安に結びつくのでしょう。
やはり、きがかりなことなのです。

プロジェクトに係ることでしたら、すぐに行動を起こしました。
だけど、私事や頼まれごとになると進んでとはいきません。
どこかにイヤイヤな部分があるのでしょう。
考えがまとまらない。
どのように進めたらよいか決まらない。
苦悩となります。

こんな時は、同時にすべてのことに関わるようにしています。
一つずつとは、いきません。何からかかっても不安なことに変わりないからです。
一つが暗礁に乗り上げても、一時中断して他のことをすれば気が休まります。

街灯り 行く当てなしで 星あおぐ 

2017年2月12日

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お国柄

2017-02-11 06:46:54 | プロジェクトエンジニアー

タイトルは、「甘えちゃおかな」です。
大人の女の人は素敵に見えるものです。


今日のタイトルは、「お国柄」です。
ドイツの田舎に支社がありました。
スイスの田舎に本社がありました。
ドイツの人は、スイス人優位の人事に文句が言いたそうでした。
技術もない癖に、田舎者め。
スイスの人は、スイスに比べて薄汚れたドイツの街並みを指して、田舎者め。
日本人の私から見れば、どちらも素敵な国で甲乙つけがたいけど、
隣国同士いろいろあるようです。
野菜などの食料品は、スイス人は国境を越えてドイツで買い、
ドイツ人は、車のガソリンタンクを空にして、スイスでいれます。
結構、上手に生きていました。

タイであった社長さんは、10年前にイギリス製の機械のサービス代理店を始めました。
米の輸出には欠かせない機械でした。
あっという間に数千台を売って今ではプール付きの豪邸の持ち主でした。
秘書に手を付けて、先妻と離婚調停中でした。
成り上がり者は、いずこも同じ。

韓国に自分が開発した機械の据え付け指導に行きました。
電気配線にマーキングはありませんでした。
どうするのかなと見ていたら、
銅線を巻いているプラスチック製保護チューブに
ペンチでわずかに傷を付けて目印にしていました。
困った時、作業員にアイデアを募りました。
意見の対立する二人が殴り合いのけんかに発展しました。
相談しなけりゃ良かったと思ったものでした。

パキスタンにも自分で開発した機械を持ち込み、コミッショニングに出かけました。
初めての海外出張でした。
ある時、タンクが必要になりました。
6mmの鉄板をたがねで切り始めました。
確かにガスボンベとトーチがあったよな。
何故使わないのと尋ねました。
ガスは高いから買うのをとうにやめているとの返事でした。
酒がご法度の国です。
コーラとファンタで、さよならパーティーを現場で開いてくれました。
親しくなったワーカーから、怪しそうな麻薬の粒をあげるよと言われましたが、
丁重にお断りしました。

中国から来た同僚に日本の精米工場を案内しました。
途中で見た展示中古車の安さにびっくりしていました。
今乗っている中国製の中古車より圧倒的に安くてよく見えた。
買って帰りたいと言われました。
今度は、私がアドバイザーとして中国に出張しました。
LCCに乗り、上海から90分の都市に行き、営業の応援をしました。
お客様と互いに口角泡を飛ばし激しい応酬でした。
口を挟む余裕はありませんでした。
帰りのLCC機内は満員でした。彼は英語で体制批判をしていました。
恐る恐る行った中国です。新聞やテレビで聞くのと大違いでした。
上海の目貫通りで、私が日本人と知ってか、
きれいなお姉さんから声をかけれました。
「ちんちんマーサージ、いかっすか」

沖縄から30分で台北に着きました。
泡盛協会の方たちと一緒でした。
まずは腹ごしらえと、着くやすぐに中華飯店で紹興酒の味利きでした。
それも一人一本のペースでした。
台中までの高速道路のパーキングで、
「青い鳥」のデモンストレーションを露天商のような方がやっていました。
優しいあなたのわずかなお金で、この小鳥は自由になれます。
外国人がお金を払いました。小鳥はかごから飛び立ちました。
飛び立った小鳥は、露天商の次の指示を枝で待っていました。
ううん。

お国柄というタイトルでした。
覗き見た裏通りでの話です。

はっつあんや 水のお神酒に たくあんで

2017年2月11日
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生かされている

2017-02-10 05:54:17 | よもやま話

「残念と思うなかれ」というタイトルです。
おとなしめの女の子に見えました。
目にかかった髪の毛をそのまま描きました。
妻から、抗議をもらいました。
「髪の毛を描かなくてもよかったのに」
せっかくの可愛い顔を、前髪を垂らして隠していると私は思いました。
話してみると、とても心根の優しい人でした。
私たちの年代は、どのように接したら良いのかうろうろするばかりです。


カフェの契約を交わしてから俄然忙しくなりました。
あれもしたい、これもやっておきたいが後回しになりました。
結果、短日の間に片付けることになってしまいました。
一つずつ、一人の相手にじっくりと腰を据えて対処したいところです。

ままよ。

まんまのカフェを片付け始めて一週間が経ちました。
入口の除雪から始めました。
剥がすようにごみを集めます。
必要な物。
不要なもの。
今は決められないもの。
に分類します。それを次から次に外に運び出します。
合間に、大工さん、設備屋さん、機械業者さん、電気屋さん、
情報や(インターネット、有線放送)さんと打ち合わせをします。
予算を決めて、工事を進めます。
その間に、娘の結婚式の打ち合わせ、地域活動のシナリオ書きをします。

先輩からポリープ(がんの子供)の除去をすると知らされました。
「お前飼っているんじゃないか」と医者から言われ、
毎年のように発見され取っておられます。
そのたびに保険が降りるのを、先輩は自虐的に喜んでおられました。
毎年となると、少々心配です。
でも見つかった。生きるチャンスがまた伸びた訳です。
喜ぶしかありません。

「生かされている」
忙しくできるのも、生かされてるからこそ。
忙しくできるのも、役に立てそうだからです。
仕方がありません。文句が言える訳でもありません。
自分が選んだ道ですから。

良い子の優等生的な書き方になってしまいました。
真っ白な雪を、夕方に寄せました。明日の朝が怖いからです。

こんな状態を喜ぶには、鉄の心臓が必要です。
生身故、弱音も出ます。

地域に来て、約一年が過ぎようとしています。
段々と広がる世界です。
もう止まらない。
収束できない位、広げてやろうと考えています。
そして、できることを淡々とするだけです。

私には、心強い味方がいます。
そして、一番うるさい人です。
妻です。
二人で、這いずり回るように掃除をしています。

「朝焼けの詩」の仲代達也のセリフ、
「ルーブル美術館で見たものと同じくらい素晴らしい。」を思い出しました。
カフェで使われていた、設備も調度品もすべて一流です。
これを何とか生かしたい。開いた主の想いをつなぎたい。

生かされているからこそ、できることでしょう。

一箸を 口に運びて もぐもぐと

2017年2月10日
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