故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

いい女

2016-01-03 05:01:57 | よもやま話
  
真道山から見た江田島の風景です。
今日のテーマとはまったく関係がありません。
かつて、日本のエリート達が研鑚した術科学校があります。


   
昨日は家族で集まりました。

家の周りが落ち葉で埋まっていました。
わずかな庭に大きな穴を掘りました。
木蓮の大ぶりな葉を埋めてやりました。
もう一つ穴を掘りました。今度は、裏の雑木から落ちた葉を埋めました。
さっぱりしました。

最初は、「やめなよ」、一緒にお正月をしようよ。
と言っていた子供達も手伝い始めました。
孫たちは、穴掘りに興味がありました。
争って手伝ってくれました。

娘たちが作った雑煮をいただき、家路を急ぎました。
各地の高速道路は、大混雑のようでした。
正月は、お盆休みを夏休みに振り替え、休日分散とはいかないようです。

今日のテーマは、「いい女」です。
井上あさひさんが、知的でいい女として騒がれています。
清楚で明るい正義感溢れる素敵な女性です。

私の「いい女」は、どの人も専門性を持っておられました。
剣道に打ち込む女性であったりしました。

いい女イコール幸せではありませんでした。
一生懸命生きていました。
一生懸命の先には、常に「人の役に立つ」がありました。
女親分のような「いい女」は、友人に常に騙され続けていました。
そして、男を騙していました。

私の「いい女」は、床上手でした。
男をその気にさせ、また頑張るねと言わせる女のひとです。
いい女には、想いを寄せる男がいたのです。
けっして、あんたが好きとは言いませんでした。

私の「いい女」は打算的ではありませんでした。
いつも真っ正直でした。自分のことはいつも後回しでした。
辛い顔は見たことがありませんでした。男に隠れてこっそり泣いていました。

私の「いい女」は、万人が認める水も滴る「いい女」ではありませんでした。
いい女は、小股が切れあがる女でもありませんでした。
包むような温かさがありました。
男が触ればへこみ、すぐ元にもどる柔らかさがありました。

私の「いい女」は、男を夢中にさせました。
天下をとると、男を仕事に打ち込ませました。
いい女はユーモアがありました。
常に男を笑わせました。男の前では饒舌でした。

私の「いい女」は、甘え上手でした。
ほんのわずかな時間、甘えていました。
歌がうまい人もヘタな人もいました。
でも歌ってくれました。男だけのために。

こうしてみると、実に自分は甘ったれかと気づきます。
自分に都合の良いように「いい女」のイメージを膨らませています。

私は、いい女の人に恩返しがしたいのです。
もう他界された方もおられます。
いい女を代表して、妻に恩返しをしましょう。

椿花 日陰にぽっと 薄化粧

2016年1月3日

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