私は、まだ自分の墓を建設していません。
少しだけお金はありました。そのお金は、生きているものに使おうと思ったのです。亡き妻も許してくれると勝手に思うことにしました。亡き妻のご先祖の菩提寺の住職が快く、一時お骨を預かることを了承してくれました。
気がかりでした。いつまでも家に置いておけないと思いました。亡くなった妻にも申し訳なく、残った家族もあきらめがつきません。
明日、納骨します。
亡き妻との間には、4人の子供がいます。どの子も、今のところ優秀ではありません。しかし、どの子も私を父と思ってくれています。
やっと、勤めが果たせると思うと気が晴れます。亡き妻との思い出は、一緒に過ごした月日と共にあります。それは私の胸のうちに納めることにしました。子供達は、そうではありません。亡き母の思い出と共に生きています。
人生を語るには、いささか気が引けます。まだまだであります。
やりたくてもできなくて、亡き妻はどんなにか悔しくて無念であったでしょう。感謝の気持ちしか湧いてきません。貴女と暮らしていた時に、今感じる少しでも分かってあげられていたらと、私は後悔しています。
もう少し頑張ってみます。
2014年8月2日
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