絵のタイトルは、「この人はいつもこうです」です。
海外部の部長でした。がらっぱちの英語が遠くからでも聞こえてきました。
30年ぶりに会いました。変わりませんでした。
昨日は、ゴルフ場が水浸しになったということで、コンペは中止となりました。
電話で連絡があった一時間後に天気は変わり、できる様子になりました。
できなくてよかった。
ゴルフのことばかりに気が行き、カフェの準備はおろそかになっていました。
体力を使うのは同じと、草刈をしました。タンク2杯分は効きました。
何を書こうかと心静かに考えていました。
あれ、何の音。
雨も降ってないのに雨だれの音かと思いきや。時計の秒針の音でした。
秒針の音なんてしばらく聞いてなかった。
考え事に集中すると、消えてしまいます。そして、また聞こえる。
何を考えているかと言うと、「人の気持ちになる」とは、どういうことと考えています。
今日のタイトル、人の気持ちになれる「あの人」のことです。
カフェをやっていると、忙しい時があります。
時間があるときは、お客さんと積極的に話します。
来られるお客さんは、トークをしたい。
楽しい時間を過ごしたい。あったことを話したい。気持ちを伝えたい。
カフェの存在意義です。
「人の気持ちになる」と、
あいさつから、ちょっとした会話をしながらでも仕事はできる。
お母さんがいつもやっていることと同じです。
私達は、同じ値段の同じ品物(例えば煙草)を買う時、
あの店で「あの人」から買いたいと思います。
ちょっと離れていても、そのコンビニまで散歩がてら行くことになります。
「あの人」は、いつも笑顔です。そして、ちょっとした会話を交わします。
それで十分です。
「あの人」は、いつも変わらないし、好ましい。
今日も頑張るぞとなります。
街のいたるところに、「あの人」がいます。
その店に行くと、「あの人」を探します。
いるだけで良い。言葉は交わさなくても、よい。
「あの人」は、看板娘です。
「あの人」を採用している店は、なぜか繁盛して見えます。
みんなが、「あの人」目当てかもしれない。
「あの人」は、安心感を与えてくれます。
商品知識が豊富です。
こんなものが欲しいというと、期待以上のものを案内してくれます。
「あんたが勧めてくれるなら」と買うことになります。
「あの人」は景色だったりします。
ここに来ると、いつも癒される。
林を抜ける風、水面の光が庇に揺れる。
喧騒が消える。自然の生業が、音楽に変わる。
私達のカフェをそんなところにしたいと思っています。
「あの人」になりたい。
妻もきっとそうでしょう。
「あの人」がたくさんいる通りは活気にあふれていることでしょう。
「あの人」が次々に出てくる地域は元気でしょう。
みんなは、そんな「あの人」に会いたい。
「あの人」は、いつも来られる方の気持ちになれる人でしょう。
忙しくたって、疲れていたって、いつも変わらぬ笑顔です。
あの人は 無理難題も 笑顔です
2019年7月5日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます