絵のタイトルは、「団塊の世代」です。
教室の後ろの壁にくっつくくらい机を並べた。
そんな先輩たちが、少しずつ先立たれる。
賽の河原に石を積む。
鬼が来て、蹴っ飛ばす。
日々の暮らしはそんな感じですが、辞めるわけにはいかない。
台風10号の足は遅く、各地に甚大な災害をもたらしている。
この島は、一か月近くカンカン照りが続いた。
毎日、朝夕の水やりが日課となった。
台風が直撃通過するため、郵便局も休業し、公共交通機関も止まった。
今日のタイトルは、「脚が吊って目が覚める」です。
尿酸値が高いので、腎臓内科を受診した。
水分補給にビールを飲み過ぎたからであろう。
台風通過を待つ1週間は、身体を酷使しなかった。
この島では風も弱く、適度な湿り気をもたらしてくれた。
通過したら、畑を鋤くことに専念した。
通過前は、ひたすら草を刈った。
乾いた土にしっかり根を張る草は、雨を喜んだ。
鶏糞を入れ、土をかき回す。
熟成するまで一か月はかかる。
冬物野菜の定植にやっと間に合う。
どうにかできた。
わずか1週間の休憩で、身体はなまくらになっていた。
病院で1週間もベッドに横たわっていると歩けなくなると聞いた。
軽トラを運転し帰る道すがら、脚の痙攣が始まった。
サロンパスをいっぱい張って寝た。
翌日も動けた。
水やりは勘弁していただいたが、草との格闘は続く。
ビールは控えている。
9月の風は、猛暑の頃と違い、わずかに身体に優しい。
脚が吊りそうになり、目が覚める。
早寝早起きの生活が戻った。
眩暈がしそうなくらい、草刈り作業が待っている。
三日も続けると、ゴルフクラブが振れるのではないかと自信が湧いてくる。
やらなければ終わらないので、やるしかない。
日本語ボタンティアで、米の話とコンポストの話をした。
漢字を教えるときより、フィリピン人の少年の目は輝いていた。
2024年9月2日
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