玉川上水の土手に咲いていた名も知らぬ花です。
タイトルは、旅人さん気をつけてね。
私たちは、百年の過客です。
生き急ぎ、留まることができない。
今日のタイトルは、「会えない人を想う」です。
偲ぶとしないで、想うにしたのは理由があります。
亡くなった方と、会えない人の境が分からないからです。
会えない人というのは、実のところ生死も定かではない。
想像の世界で会うことしかできない。
どうしてこんなことを思うのだろう。
会えない人にもう一度会いたいからだろうか。
その人と会っていた頃に戻りたいからだろうか。
会って、本当はこうだったんだよ。
できなくてごめんなさいと言うためなのか。
会えない理由は、時間なのか距離なのか。
そうではあるまい。
自分のなかに忸怩たるものがあるからであろう。
別れたままでよいではないか。
会えないのである。
どうしても会わなければならぬ人もいる。
ほんの数人である。
時あるごとに、棘のようにチクチクと刺さる想いである。
どんなことがあっても、時間を作らなければならない。
言い訳などできぬ。
「会えない人を想う」と、苦しくなる。
ここにいて 動けぬままに 老木に
<<投稿後>>
この想いを断ち切ることはできませんでした。
新たな出会いに活路を求める。
それも億劫です。
もどかしさを払しょくするのは、なんでしょう。
2019年3月22日
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