故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

開戦と終戦

2021-03-29 03:58:32 | 思い出話

立川駅前にある彫像です。タイトルは、「跳べよ未来へ」です。
東京都下のこの辺りは台地が多い。飛行場も多かった。
かつて、飛行場跡地に食品工場を建てた時、地盤がよく杭が必要ないと知りました。
そんなこともあったのでしょうか。


テレビドラマ、「おちよやん」も「澪つくし」も第二次世界大戦に突入し、終戦となりました。
現代ドラマは、この第二次世界大戦を外しては描けない。
大戦前後で、日本だけでなく世界が大きく変化しました。
私の青春も、「開戦と終戦」(今日のタイトル)に関係していました。
初恋の人の誕生日が、12月8日でした。
妻の誕生日が、8月15日です。
妻に私の初恋を話した時に教えてもらいました。

妻と初恋の人は、同じ大学の同じ学部で友人でした。
東京にいる頃、妻が私の初恋の人に会わせてくれました。
その人の名前さえ呼べなかった、初心な頃に初恋をしました。
やっと大学に入れた頃、その人の職場(小学校)を訪ねました。
普通に話せ、初恋の淡い想いを題材にした小品(小説)を手渡すことができました。

長い年月が流れ、私は妻を題材にした小説「さなさん」を書きました。
訪ねたその方の家で、事前に送っていた「さなさん」の感想を聞くことができました。
故郷を想う気持ちがよく書かれていたと、褒めてくださいました。

初恋の面白いエピソードなどを話しました。
興味のある方は、2015年11月18日投稿記事「あっさりさーのさあ」を参照ください。
その翌年、その人に出した妻の年賀状に、私も寄せ書きをしました。
「思い残すことはありません」と書きました。
初恋からやっと卒業できました。

私の開戦から終戦まで、数多の恋をし、無残にも散っていきました。
やっと、終戦を迎えられた。
そんな思いだよと妻に伝えると、笑っていました。

第二次大戦の終戦を待ちに待ったと喜んだ方々も多くいたことでしょう。
それまでの生き方を全否定されたと悔やんだ方もおられたでしょう。
共に、その後を力強く生きてこられました。
私は、その想いが綴った軌跡(良いことも悪いことも)を辿る仕事を近々したいと考えています。
明日から、いや一年後までには始めましょう。

ユリが揺れ 高嶺の花と 気づけしも 

2021年3月29日
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