
絵のタイトルは、「こんな日が来るんだね」です。
今日のタイトルにふさわしいかどうか。
今日のタイトルは、「普遍、悠久」です。
夜っぴいて博打を打ち、朝になり盲(めしい)の子の手を引く。
誰かが書いた小説の一節です。
欲望と慈愛でしょうか。
妻が怒っています。
あなたは、どこでもできる。
海岸の橋の下に行って用を足そうとするが、満潮で橋の下に行けなかった。
仕方なく、畑の端をトタンを囲むもトタンが風にあおられ、抑えた指が切れた。
港のトイレは、切符売り場の前を通らなければいけない。
悔しい、なんとかしなさいよ。
鉄棒と電動ドリルと針金を用意した。
電動ドリルのバッテリーを充電した。
今日の仕事は、トタンで囲いを造ること。
傘だけでも足りると思うが、片手で傘を押さえるには不都合がある。
冬の畑を鋤いた。
気化器の油漏れはすっかり治っている。
SS(サービスセンター)から帰ってきたカンリ機(耕運機)のエンジン音は静かです。
耕したら数種類の鳥たちが寄ってきました。
枯草の上で日向ぼっこをしていた猫が、その気になりました。
伏せのまま、気配を消しながら鳥に近づいています。
私たちは、火に手をかざし暖を取る。
無邪気に虫をあさる鳥と野生の勘を取り戻した猫の攻防を眺めていました。
妻の顔から笑顔が覗きました。
やれやれ。
人間も動物も植物も、次代に生をつなぐものは、その普遍に従わざるを得ない。
つなぐために、様々な努力をする。
強いだけのボス猿が疎まれ、毛づくろいを手伝う雄が雌に支持され次のボスとなった。
木枯らしが服を吹き飛ばそうと、渾身の風を吐き出す。
お日様が、ぬくぬくと温める。
昔から先人たちは、話し継承しました。
欲望と慈愛です。
ちまちまと節水、節電をする。
パチンコで一万円をするのは一時だと知っています。
つまり、阿呆なんです。
馬鹿では、馬やシカに申し訳ない(なんてね)。
腹が減る前にご飯を作る。
腹が朽ちたら眠くなる。
永遠に続く毎日のことです。
どこからか聞こえてくる笛の音に癒される。
軒から落ちる雨だれが心地よい。
すべての人が享受する。
生きることは、だから楽しい。
そして、苦しい。
2025年2月19日
(用語説明、広辞苑より)
普遍とは、
・あまねくゆきわたること。すべてのものに共通に存すること。
・(哲)複数のものに共通事物。また、共通に述べられること。
複数の事物またはあらゆる事物に言及することを指す語。
宇宙や世界の全体について言えること。
悠久とは、
・長く久しいこと。果てしなく長く続くこと。
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