
絵のタイトルは、「がむしゃら」です。
お父さんも、おじいちゃんもこんな顔をしている。
この子はクラスでもリーダー的存在だろうと、描いていて思いました。
親はゲームばかりする子供が理解できません。
e-スポーツのチャンピオンになり、ゲーム作成で名を馳せたら、叱っていた親は拍手喝采です。
さらに、スマートフォンの使い方を親が子供に教えてもらったりします。
ばあちゃんは、孫に「なんぼ握らしたら」買い物に連れて行ってくれるかと思案します。
ゲームばかりして怒っていたころには、想像もできませんでした。
付け加えると、片づけなさいと子供が親に注意する。
いうことを聴かない親に、子供は悩み始めます。
あーあ。
網戸を洗っていて、がっかりしたことがある。
ホースの先にシャワーをつけて、網戸の汚れを洗い流そうとした。
緑の草の端切れが、次から次に網目に付着する。
シャワーヘッドの中で発生した藻が細かくちぎれ、噴射する水に混ざっていました。
今日のタイトルは、「成功体験不要論」です。
シャワーヘッドは、分解できないタイプでした。
新しく分解可能なシャワーヘッドを購入し、二つ(新旧)を乾燥しながら使うことにしました。
NHKの朝ドラ「らんまん」を見ていて感じることがありました。
主人公は、好きなこと(植物学に通ず)をしています。
傍からは、努力の塊のように見えますが、主人公にとっては単なる「好きなこと」の延長線です。
成功とは、
・目的を達成すること。事業などをなしとげること。
・転じて、地位や富を得ること。
・事業を成就した功績。
(広辞苑)
新しいタイプの成功者は、らんまん型の人が多いと言われる。
旧タイプの成功者は、続く若者に「努力しろ、今は我慢しろ」と言ってきた。
らんまんに登場する教授は、成功者にならんともがく。
その先にあるのは、「地位や富」であり、時代に名を刻むこと。
対極にある主人公は、理解できない代物で排除しようとする。
そんな生き方(競争に勝つ)を教えられてきました。
シャワーヘッドに巣食った藻(出世欲)に気づかぬもの同士の葛藤ドラマです。
私は転職を繰り返しました。
どの会社にも、「藻」を見ました。
今は草刈りに精を出し、暮らしに一生懸命です。
なにもかもうまくいきません。
過去の成功体験は役に立ちません。
成功は、続かぬものです。
忙しくて、永遠でないもの(過去の成功体験)を語る余裕がない。
今日も挑戦は続く。
2023年7月29日