故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

高齢者講習

2023-04-21 03:16:17 | よもやま話

絵のタイトルは、「笑う名人」です。
警察での免許更新の視力検査でのこと。
お年寄りが、眼をしばたいています。
頭をかしげています。
一計を案じ、試験官に「参考にしたいけん。あんたは、どう思うかいの」と
謎かけする方がいました。


今日のタイトル、「高齢者講習」に行きました。
70歳以上で免許更新をするために、6450円払って、自動車学校で講習を受けることになった。
高齢者向けのDVDを見ている間に、一人ずつ実車指導を受ける。
教官が指示通り、角を曲がりながら、学校のコースを約15分間運転する。
これは、指導であり、試験ではない。
目の検査(視力、動体視力、夜間視力)も受けた。
視力は正常でしたが、動体視力、夜間視力共に低下していました。
この講習を受けたことで、最寄りの警察署で免許更新時の講習は免除される。
官・民の協力で高齢者の事故を未然に防ぎ、更新作業が簡便になる。

75歳以上で、免許更新前過去三年間に違反
(①信号無視、②反対車線へのはみ出し・逆走、③追い越し車線での長時間走行、
④速度超過、⑤禁止場所での横断、転回、後退、⑥遮断踏切への進入、
⑦交差点での右左折時のルール違反、⑧優先道路での進行妨害、⑨
横断歩道歩行者妨害、
➉前方不注意、⑪携帯電話の使用等)
をした場合、
運転免許技能検査を受検して合格しなければ免許の更新が出来なくなる。
さらに、認知症検査も加わる。

黄色車線を踏む、速度超過、追い越し車線の長時間走行、横断歩道歩行者妨害等は、
普段の運転でも、よくあることです。警察が厳しく見れば、ほとんど違反と言える。
一回でも違反すると、合格するまで、自動車学校で技能検査を受け続けなければ、
免許更新できない。

ゆゆしき事態です。
島の道路の制限速度は、すべて40Km/時間以下です。
制限速度を守っている車は、たまに見る枯葉マークを背負ってる車と公共交通のバスだけです。
バスは時々譲ってくれるが、その他の場合(30Km/時間もあり)、車列は何十台となる。

75歳以上になると、違反をしたら罰金を払うだけでは済まない。
検査を一回受けたらいくらかかるんだろう。
合格(止まれの看板を見落とすだけでも不合格になる可能性がある)までとなると気が遠くなる。
島では、車に乗れないとすべての生活に支障が出ます。

誰にもいつかは来ることで、自分だけは例外と思えません。
高齢者の事故は、信じられない原因と悲惨な結末です。
若くはないと、知らされることになりました。

2023年4月21日
コメント
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