故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

個から集(Part4)

2023-04-17 05:08:56 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「決めちゃってくれました」です。
ほんの一瞬のできごとでした。
小学4年生がやってくれました。


おんどりゃに 腰くねらせて おんどれね(踊れよね)

80歳の先輩が、「あと一年だよ」と言う。
日本人の男性の平均寿命が81歳を知ってからの発言である。
81歳を過ぎれば、あとは儲けですね。
何の慰めにもならないし、励ましにもならない。
今日のタイトルは、「個から集(Part4)」です。
過去の「個から集」は、人がくっついたり離れたりの繰り返しを例えていました。

昨日は、雷雨のなか朝立てた目標まで草刈をした。
農道をやり、畔と段々畑の石垣の草を刈った。
鋸刃ではなく、ひもの回転で草を切った。
あと3段の畔を刈れば今日の作業は終了でした。
水場が近い石垣の穴に、蝮が隠れていました。
ひもは、繰り出す鞭パンチのごとく、蝮の頭を叩き続けました。
申し訳ないと、とどめを刺しました。

いるとは思っていたので、驚きもなく、丹念に石垣の草を刈りました。
いつまで草刈ができるか。
いつまでカンリキ(耕運機)を操れるか。
凝り固まった筋肉と相談の毎日です。
森羅万象の中で過ごしています。
「個から集」はどうでもよい小さなことのように思えてきました。

どうにでもなれと言うことではありません。
草刈が終わり、ビールを飲みながらカープ戦を眺めていました。
あれれ、5-1でヤクルトが圧倒的に優勢でした。
それが、田中選手の満塁ホームランで同点に追いつき、
マクブルームの犠牲フライと坂倉のホームランで突き放し、栗林が締めた。
今期、カープは雨に強い。

個があってこその集です。
引きこもりのピアニストが、駅ピアノで復活する。
いい気になって舞い上がり、駅ピアノで自分を地に戻す。
一年先のことを考えると心配がつきません。
二十年先のことは想像もつかない。
生きてる限り、腹が減る。
腹が減るから、食事を作りエネルギーを補給する。
個でありながら、集に混ざる。
個で生きながら、集で生かされる。
行ったり来たりでしょうか。
ならば、二十年先はこうありたいと計画を立てても許される。
蝮に会ったり、カープを観たり、毎日の感動を貪りましょう。

2023年4月17日
コメント
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