絵のタイトルは、「無言で語るおんな」です。
この人が発する無理難題があるから生きられる。
今日のタイトルは、「春菊パン」です。
妻が突然パンを作り始めた。
夕飯に出てきたパンを見ると、春菊パンでした。
春菊を練りこんだ生地を焼いたパンの上に、チーズが香ばしく焦げているのもあった。
朝ごはんとなり、冷蔵庫を開ける。
残り物の野菜(大根、白菜、キャベツ、カボチャ)がどれも少しだけラップに包んでいる。
春菊だけは、束になってあった。
ハハーン、だから春菊パンだったのか。
春菊がたくさん採れて、美味しそうだから妻はパンに使った。
私とて同じです。
大根、白菜とカボチャに、牛蒡と揚げを加え味噌汁にした。
仕上げに、葱の代わりにスナップエンドウを刻んで入れた。
キャベツに、玉ねぎ、あさり(冷凍)と人参を加え酒蒸しにした。
出来上がったところに、春菊を足し少し熱を加えた。
卵焼きも焼き、納豆を混ぜ今朝の副菜は出来上がった。
出来ると同時に洗い物も終わり、拭いて水気を摂り収納する。
シンクの周りに飛び散った鱗をふき取る。
レンジ周りの粉と砂糖を拭き取る。
出来上がった洗濯を干そうとしたら、物干しの周りに埃があった。
食卓の周りは、妻が布巾でテーブルから落としたものと、昨晩分かった。
小さな箒で、スクワットをしながら、掃き集める。
終わったら、寒いから付けたストーブは不要になっていた。
私がやるから。
あんたは、座っていてね。
こう言われたら、どうだろう。
腹も減らなきゃ、やる気も失せていく。
よかった、よかった。
やることが有って。
妻は、寝て起きてすぐに食べられない。
私は、もりもり二膳のご飯を食べる。
今日は、何をするの(言い換えれば、これをしろ)といつもの朝が始まる。
ああ、仕事は際限がない。
思いつく以上のリクエストに応える毎日です。
2023年4月14日