絵のタイトルは、「鳥栖の女」です。
この女性も沢庵を漬けるのでしょうか。
今日のタイトルは、「沢庵のような女」です。
妻が沢庵を漬けた。
沢庵は、実に種類が多い。
いぶりがっこ、守口漬け、甘めにつけるもの、
一年中食べる副菜として塩分が強いのが普通です。
妻が漬けたものは塩が効いて、沢庵一枚でごはんが一杯食べられる。
噛めば噛むほど、味が出る。
沢庵とは失礼な。
いやいや、なかなか趣があると、タイトルにしました。
それぞれの家庭に沢庵のような味がうけつがれます。
大竹しのぶさんがこれまで付き合った男たち、30人くらいのドラマができますか。
しのぶさん、もう少し多いかな。と答えられたとか。
すべての男たちに魅力があったのでしょう。
誘われるだけ、魅力的な女性だったのでしょう。
沢庵とは、少し違う話になりました。
妻が沢庵を漬けなかったのは理由がある。
お尻が大きく長めの大根を育てる。
冷たい風に辛抱強く干す。
糠と塩で漬ける。
大きな重しをする。
妻は、ステンレスボールに水を張って重しにしていました。
塩が強いと、水抜きをしていました。
私は、塩が効いたままでもよいと思ったが、塩分摂り過ぎを心配し黙っていた。
沢庵のような女。
イメージしにくいだけに、いるようでいない。
漬物を作ること自体、廃れていくように思います。
東北で食べた胡瓜のぱりぱり漬けは美味しかった。
夏に採れ過ぎた胡瓜(一本の胡瓜から100本収穫)を、塩の中に漬けて水分を出し、
冬に水でもどして、食べる。
沢庵づくりは、面倒です。
勤める女性は、出来ないと言ってもよい。
自前の沢庵が食べられるだけ幸せです。
「噛めば噛むほど」は、時代遅れかな。
2023年4月7日