故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

なめたらあかんで

2021-11-26 05:05:44 | よもやま話


絵のタイトルは、「願い」です。
大阪のとある裏通りに、夜でも燈明を点けている神社がありました。
無力な私たちは、最後には「願う」しかない。
かなえられたり、かなえたりです。


よかったな なんでもかでも よかったな

今日のタイトルは、「なめたらあかんで」です。
すべてを無くした父を励ますために、算太が生前の悪ガキになって帰ってきた。
戦争じゃったんじゃ、しゃあないで。と算太は言った。
朝ドラの感動的なシーンでした。

大熊町に行き、道を迷う。
点滅信号が続く。
私が暮らした地域では、夜9時から朝6時までが点滅となる。
この町は、未だ眠っている。
しゃあないで。とは言いきれない。

私より年下は、すべて若者です。
追っかける先輩も減ってきた。
若者がやってくれます。
歌や音楽を作り、映画を創り、地域(都会も田舎も)を活性化する。
一過性の集まるではなく、持続可能な価値づくりに一生懸命です。
時代が求めるもの(創造的な価値)を提供し、返ってくるもの(評判と回る経済)を地域で分ける。

誰もが、「なめたらあかんで」と生きている。
誰しも不測と不足の生活です。
二勝ゼロ敗、ゼロ勝二敗もない、歯を食いしばってやっても一勝一敗がせいぜいです。
分けることで、余禄(おまけ)を感じる。
おまけが潤滑剤です。

「なめたらあかんで」は、人それぞれの感性です。
生き生きとした目力に出会い、不幸の真っただ中におまけを感じる。
おまけが、一瞬だけ笑顔を作る。

2021年11月26日
コメント
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