故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

ウルトラC

2021-11-04 02:56:17 | プロジェクトエンジニアー

絵のタイトルは、「いちゃりばちょーでー」です。
別府の温泉街で見た様子です。
沖縄言葉で、「袖振り合うも多生の縁」という意味です。
何処に行っても苦労するが、楽しいことを見つけましょう。


今日のタイトルは、「ウルトラC」です。
ウルトラCは、広辞苑に出ていません。
現代用語辞典で調べなければなりません。(文末参照)

引っ越し荷物をどう運ぶかと考えあぐねています。
一回目は、重たいものを運ぶ。荷積みも荷下ろしも、若いしを頼みました。
妻に片棒を担がせるも、ぶら下がっているんじゃないかと錯覚します。
二回目は、生活必需品以外のものを運ぶ。

いよいよ三回目です。
生活必需品は、不定形のものばかりです。
農業機材は、最期まで必要でした。
軽トラ、カンリキ(耕運機)、草刈り機、チェーンソー、農機具、農業用資材、工具類、
苗木類(ブルーベリー、あじさい、ルバーブ、ネギ)、井戸用ポンプ、
レンジ、衣装箱、机と椅子、自転車、プリンター、旅行用カバン、ゴルフバッグなどです。
とても、軽トラと小型自動車に詰める容積ではありません。

そこで、考えついたのが、「ウルトラC」です。
ダンボール箱に入るもので、比較的軽いものは、宅急便で送ることにしました。
鍋釜、トースター、収穫した根菜類(ジャガイモ、里芋、トロ芋、豆類、ネギ)、調味料と衣類です。
収穫したものは、都会の友人に送りました。
送る者、受け取る者の双方が喜びました。

今回(三回目)は、定型外で容積のある物を運ぶことにしました。
宅急便で、段ボール20箱運んでも約4万円です。
レンタカー(例えば1tトラック)だと、往復6日間で4万円余りでした。
ガソリン代と高速代が加わります。
なにしろ、多忙な時に6日間も拘束されます。

ウルトラDがあるとしたら、移住先で買える物は廃棄処分することでしょうか。
冷蔵庫、洗濯機、テレビなどは捨てることにしました。
もう十分使ったし、移住先にもあります。
ソファ、肥料、蘭類、苗(葱、ニラ)類は地域の友人にもらっていただきました。
鉄とプラスチックを分解して、鉄類は地域の方へ頼んで、廃品業者に売っていただきました。
鉄の値段が上がっている昨今、喜ばれました。
布団を含め、多くのガラクタを不燃ごみで捨てました。
木々やゴミを捨てるのに、軽トラは大活躍でした。

反省点は、早くから宅急便を活用すればよかった。
2軒(カフェと住居)の家から持ち出したものが、軽トラ三台分で済みました。
自分たちで苦労して運びましたが、金額的には引っ越し業者に依頼するのと同じでしょう。
私達には時間(3か月要した)があり、過去を見直し、未来を予測しながら取捨選択ができました。
移住先の修繕(打ち合わせと工事)も出来る予定です。
慌てない分だけ、心の整理(地域の友人と話ができ、ゴルフも楽しめた)の時間がとれました。
予測したスケジュール通りに、片づけと引っ越しは終わりそうです。

2021年11月4日

<<あとがき>>
インターネットで調べたら、
「ウルトラCとは、体操の造語で、「C難度を上回る難易度」のことを意味します。
1964年に開催された東京オリンピックにて、日本代表の体操チームが最高難易度の『C』を越える技を披露したことから生み出された造語になります。以降、高難度のことを指して用いられるようになりました。」
と出ていました。
あれから60年弱、今では、H難度なんて聞いたりします。
女性の胸回りのサイズではありません。
温室効果ガス(二酸化炭素、メタンガス)の削減に成功し、
1.5℃(産業革命以降)以下の温度上昇を実現できるかもしれませんね。
コメント
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