故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

たんぽぽハンター

2019-04-26 02:25:02 | よもやま話

絵のタイトルは、「天真爛漫」です。
今が旬でしょうか。
多くの年月を要して気づくのでしょう。


毎日、たんぽぽの花を見つけるや根こそぎ削っています。
なずなも同様です。
はた目には、異常に映るかもしれません。
隣りのばあちゃんの教え「黄色いものをやっつけろ」を守っています。

暖かくなり、万物が動き始めた。
近くでエンジンをふかす車かと思いきや、カメムシの羽音でした。
蜂が、ベランダを物色している。きっと、新しく巣を作るところを探しているのだろう。
耕そうと、耕作放棄地である畑に放置されていたトタンを剥がしたら、蛇が二匹慌てて地中に潜った。
きっと、トタンの下でぬくぬくと惰眠をむさぼっていたのだろう。

冬の遺物の片づけを急いでいます。
伐った枝の片づけ、保管していた野菜を畑に肥料として返しています。
食糧として、新たな種として保管していた豆やエゴマが虫にやられました。
コンポストに生ごみとして捨てています。

ゴールデンウィークに子供や友人が訪ねてきます。
冬の間、とりあえずと平面に置きためた数々の品物を分別しています。
残したいものと決められないものを入れる棚を作って、立体的に保管しています。
快適に寝られるスペースを作る作業と言ってもよい。

やることはいっぱいある。
寒いからと、まだよいだろうと放置していたことばかりです。
一つずつ片づけています。
できなかったことができるようになったと喜んでいる。

大事に育ててきた冬越しのキャベツの苗がどんどん育っている。
端境期に取り入れるつもりで育ててきた。
風により、網が少しめくれていた。さっそく一羽の紋白蝶が入っていた。
慌てて追い出し、網に重しをしたと妻から聞いた。

山の中の道路を車で走っていたら、多くの獣が交通事故にあい、
車道で死んでいるのもこの季節です。
死んでいるのは、決まって雄だと先輩から教わりました。
雌は車をかわしても、雌の姿(けつ)しか見ていないオスはかわし切れない。
哀しいような、可笑しいような。

大変だとは思わない。
草にも生きる権利があると、隣の畑の持ち主が笑っていた。
起こした田んぼに水が入れられた。
今年は雪が少なかった。水が足りなくて、田んぼが割れなければよいのだが。
雨が降っている。天気を見ながらの作業が続く。
自然の恩恵をいただきながら生活が成り立っていると感じる。

伝え聞く 病気知らずな 旬を食え

2019年4月26日
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