苺が花をつけた。
タイトルは、「おはよ」です。
毎朝、まっさらな一日が始まる。
今日のタイトルは、「もう少し」です。
先輩と一緒にゴルフができることになりました。
二人だけだと料金が嵩むので、先輩が先輩の友人を誘ってくれました。
先輩を含め、3人ともゴルフ上級者です。
迷惑をかけること必定です。
先輩たちも年配者です。100を切ればなんとかなるでしょう。
年齢との追っかけっこのようなゴルフ上達です。
もう、少しと頑張るしかないでしょう。
もう、少し。
私たちは、そうして頑張ってきました。
もう少しの先は、想像していたものより厳しかった。
もう少しと思ったときは、現状維持で生活できると考えたものです。
現状維持なんてとんでもない。
体力、知力はもとより精神力の減退が著しい。
一時期、年金をもらいながら給料もいただく。
年金分は、貯金しよう。
ところができない。
永年の不摂生が祟り、身体中故障だらけです。
メンテナンスにかかる費用は、想像を超えるものでした。
もう少しと、思わないことにしました。
延長戦もない。
頑張るのをやめました。
なるようになるさ。
今日は今日、明日は明日のこと。
悔いを残さぬよう、今日できることをやるだけ。
明日もあるさと疑いもしなかった。
だから、もう少しと頑張れた。
今の「もう、少し」は、残ったものがもう少しあるだけ。
特効薬なんてありはしない。
もう少しがないと気づいてから、日々の張り合いについて考えた。
どこまで行っても、無いものねだりが続きます。
そんなのつまらない。
あるものを数えました。
結構あるもんです。
歌だってうまくなった。下手は下手なりに歌えばよい。
歌詞が理解できるだけましになった。
演ずることだって、恥ずかしくない。
ゴルフもやってる数だけ上達した。
たまたま、うまくいかなかっただけと思えるようになった。
人に頭を下げることができるようになった。
これは、大進歩です。
若い人に教えてもらうことを厭わなくなった。
だから、コンピューターもスマホも使えるようになった。
絵手紙も必要に迫られて始めました。
今では、カフェの色取りになっている。
線探し、色探しをしているだけの絵手紙です。
「もう少し」なんて、なんにもならない。
何事も終わりにして、また始めたらよい。
もう少しに未来はないのだから。
もう少し 続く明日こそ 未経験
2019年2月6日