故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

もう少し

2019-02-06 19:05:44 | プロジェクトエンジニアー

苺が花をつけた。
タイトルは、「おはよ」です。
毎朝、まっさらな一日が始まる。


今日のタイトルは、「もう少し」です。
先輩と一緒にゴルフができることになりました。
二人だけだと料金が嵩むので、先輩が先輩の友人を誘ってくれました。
先輩を含め、3人ともゴルフ上級者です。
迷惑をかけること必定です。
先輩たちも年配者です。100を切ればなんとかなるでしょう。
年齢との追っかけっこのようなゴルフ上達です。
もう、少しと頑張るしかないでしょう。

もう、少し。
私たちは、そうして頑張ってきました。
もう少しの先は、想像していたものより厳しかった。
もう少しと思ったときは、現状維持で生活できると考えたものです。
現状維持なんてとんでもない。
体力、知力はもとより精神力の減退が著しい。

一時期、年金をもらいながら給料もいただく。
年金分は、貯金しよう。
ところができない。
永年の不摂生が祟り、身体中故障だらけです。
メンテナンスにかかる費用は、想像を超えるものでした。

もう少しと、思わないことにしました。
延長戦もない。
頑張るのをやめました。
なるようになるさ。
今日は今日、明日は明日のこと。
悔いを残さぬよう、今日できることをやるだけ。

明日もあるさと疑いもしなかった。
だから、もう少しと頑張れた。
今の「もう、少し」は、残ったものがもう少しあるだけ。
特効薬なんてありはしない。

もう少しがないと気づいてから、日々の張り合いについて考えた。
どこまで行っても、無いものねだりが続きます。
そんなのつまらない。
あるものを数えました。
結構あるもんです。
歌だってうまくなった。下手は下手なりに歌えばよい。
歌詞が理解できるだけましになった。
演ずることだって、恥ずかしくない。
ゴルフもやってる数だけ上達した。
たまたま、うまくいかなかっただけと思えるようになった。
人に頭を下げることができるようになった。
これは、大進歩です。
若い人に教えてもらうことを厭わなくなった。
だから、コンピューターもスマホも使えるようになった。
絵手紙も必要に迫られて始めました。
今では、カフェの色取りになっている。
線探し、色探しをしているだけの絵手紙です。

「もう少し」なんて、なんにもならない。
何事も終わりにして、また始めたらよい。
もう少しに未来はないのだから。

もう少し 続く明日こそ 未経験 

2019年2月6日
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