絵のタイトルは、「話に花が咲く」です。
現代人に欠けるのは、コミュニケーション力です。
大阪のおばちゃんに負けじと、大いに磨こうではないか。
約一週間の旅でした。
妻は、広島に行きお母さんと友達に会ってきました。
私は、東京・神奈川・千葉で連日人に会いました。
今日のタイトルは、「見る聞く話す」です。
人に会うのは楽しいけど、労力と経費がかかります。
人に会うのは、目的があるからです。
会ってくださる方も時間を作ってくれます。
便利な世の中になりました。
会うことは、とても大切なことです。
電話でもメールでも伝わらない。
会って、相手の表情を見れば多くのことがわかります。
会話をすれば、なおわかります。
年齢を重ねれば、聞くことよりも話すことが多くなる。
どうしてそうなるか。
毎日家にいて、テレビを見て家族と話す。
仕事を離れて数年すると、情報が極端に少なくなる。
見ることと聞くことはできるが、飽きてしまう。
話すことは、相手がいなければ成立しない。
つまり、年を取ると話すことに飢えていると言ってもよい。
若い時は、洪水のような情報を見て聴いて処理してきた。
歳をとると、見て聞いて情報を処理する必要が少なくなってくる。
その方面の能力が落ちてきているのである。
読書は、目を使い脳で読む。
この頃は、一ページも進むと眠くなる。
段々と本から遠のいていく。
したがって、自分勝手な理由で話すことが多くなる。
人に会うことで、それは改善される。
会話は、聞いたり話したりである。
その合間に表情を見る。
実に多くの情報を一瞬に処理するだけに、忙しいのである。
会うためには、連絡をしスケジュール管理をしなければならない。
出かけるために、歩いたり交通機関を使う。
駅の階段で体力の減退を痛感するのである。
切符を買うのもまごまごしたが、スイカがあれば簡単に改札を通り抜けられる。
人に会うことを勧める。
年齢に関係なく、人に会うことである。
意中の女性だって、仕事の関係だってかまわない。
コミュニケーション力を落としているのは、まさに自分自身である。
英語を勉強する必要なんてまったくない。
英語を話す人と会うことです。
へたくそな英語でも、英語が話せる相手が正しくしてくれ、理解してくれる。
英会話を勉強してから外国へ行こうなんて思わない方がよい。
まず外国へ行って、それから英会話を学べばよい。
団塊の世代の世話を誰がする。
ひょっとしたら、団塊の世代のお兄さんや弟かもしれない。
胃がんを患って胃を切った。脳血栓で一命をとりとめた。
苦しいリハビリを乗り越えて生きている。
こんなお兄さんがたくさんいます。
世間の厳しさを団塊の世代から教わった弟がいます。
あなたの辛さがわかるから、手伝うか。
私たちは、兄弟なんだから。
「見る聞く話す」でした。
便利さゆえに忘れられた能力の減退を解消するのは、
忙しいけど、大変だけど人に会うことです。
電話より ましてやメール 笑顔でしょ
2019年2月24日