故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

見る聞く話す

2019-02-24 07:10:03 | よもやま話

絵のタイトルは、「話に花が咲く」です。
現代人に欠けるのは、コミュニケーション力です。
大阪のおばちゃんに負けじと、大いに磨こうではないか。


約一週間の旅でした。
妻は、広島に行きお母さんと友達に会ってきました。
私は、東京・神奈川・千葉で連日人に会いました。
今日のタイトルは、「見る聞く話す」です。
人に会うのは楽しいけど、労力と経費がかかります。
人に会うのは、目的があるからです。
会ってくださる方も時間を作ってくれます。

便利な世の中になりました。
会うことは、とても大切なことです。
電話でもメールでも伝わらない。
会って、相手の表情を見れば多くのことがわかります。
会話をすれば、なおわかります。
年齢を重ねれば、聞くことよりも話すことが多くなる。
どうしてそうなるか。

毎日家にいて、テレビを見て家族と話す。
仕事を離れて数年すると、情報が極端に少なくなる。
見ることと聞くことはできるが、飽きてしまう。
話すことは、相手がいなければ成立しない。
つまり、年を取ると話すことに飢えていると言ってもよい。

若い時は、洪水のような情報を見て聴いて処理してきた。
歳をとると、見て聞いて情報を処理する必要が少なくなってくる。
その方面の能力が落ちてきているのである。
読書は、目を使い脳で読む。
この頃は、一ページも進むと眠くなる。
段々と本から遠のいていく。
したがって、自分勝手な理由で話すことが多くなる。

人に会うことで、それは改善される。
会話は、聞いたり話したりである。
その合間に表情を見る。
実に多くの情報を一瞬に処理するだけに、忙しいのである。
会うためには、連絡をしスケジュール管理をしなければならない。
出かけるために、歩いたり交通機関を使う。
駅の階段で体力の減退を痛感するのである。
切符を買うのもまごまごしたが、スイカがあれば簡単に改札を通り抜けられる。

人に会うことを勧める。
年齢に関係なく、人に会うことである。
意中の女性だって、仕事の関係だってかまわない。
コミュニケーション力を落としているのは、まさに自分自身である。
英語を勉強する必要なんてまったくない。
英語を話す人と会うことです。
へたくそな英語でも、英語が話せる相手が正しくしてくれ、理解してくれる。
英会話を勉強してから外国へ行こうなんて思わない方がよい。
まず外国へ行って、それから英会話を学べばよい。

団塊の世代の世話を誰がする。
ひょっとしたら、団塊の世代のお兄さんや弟かもしれない。
胃がんを患って胃を切った。脳血栓で一命をとりとめた。
苦しいリハビリを乗り越えて生きている。
こんなお兄さんがたくさんいます。
世間の厳しさを団塊の世代から教わった弟がいます。
あなたの辛さがわかるから、手伝うか。
私たちは、兄弟なんだから。

「見る聞く話す」でした。
便利さゆえに忘れられた能力の減退を解消するのは、
忙しいけど、大変だけど人に会うことです。

電話より ましてやメール 笑顔でしょ

2019年2月24日
コメント
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