「去る者は追わず来る者は拒まず」というタイトルです。
朝焼けが、今日も始まったと告げる。
悩んだ夜から続く朝です。
身体も精神も順調な時は、9時に寝て4時に起きる。
あれやこれやと記事やメールを見て過ごすと、2時間はあっという間に経ってしまう。
今日のタイトル、「いつものように、6時になった」となります。
仕事先に出かけるまでの2時間が、自由時間です。
夏なら畑に出かける。
早朝ゴルフに行く。
冬には、洗濯炊事とできることをやる。
そして、ブログで一ひねりです。
人には体内時計というのがあって、時計がなくてもおおよその時刻が推測できる。
腹が減ったな。
喉が渇いたな。
暇だな。
何(ルーチンワーク)の時間だな。
帰る時間かな。ちと、飲みすぎた。
私にとって、この時間(いつものように、6時になった)は頭の整理と体操の時間です。
気にかかることや湧いてくることを、方向性を持った思考(嗜好、試行)に変える時間です。
タイトルを先に決めるのも、雑念を払いその事象に集中するためです。
タイトルに関することだけを書く。
日記と違う所以です。
6時になったからには、食事の支度と摂取、洗濯をし干す。と気がかりも同時に出てきます。
今日やらなければならない心配事も浮かんできます。
ええい、今は考える時間と後回しにします。
鳥のさえずり、ファンヒーターの回る音。
床から膝に忍び寄る底冷え。
空腹が喉まで突き上げる。
硬直した頭皮を和らげる。
タバコをくゆらせる。
どうにもまとまりを失うモードです。
タイトルを間違えたかなと悔やんでも、もう遅い。
描き始めた似顔絵は、最後まで仕上げる。
「いつものように」が曲者です。
ぐずぐずしていた証拠です。
夏休みの終わりに、絵日記をまとめ書きするような気分です。
「6時」は、最後通告のようなリミットの時間です。
寝床から這い出るように考えます。
這ゼミに、蝉になれよと告げる体内時計は何なのでしょう。
桜が咲くのは、三寒四温の季節があるからこそ。
温かくなって、慌てて植えたチューリップはとうとう咲かなかった。
人にも、その時間があるのでしょう。
私にも悶え苦しんだ恋の季節がありました。
そうかと言って、まとめる必要はありません。
結論も不要。
「いつものように、6時になった」とブログを書く。
ヨーグルト まとわりついて りんごジャム
2019年2月8日