故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

黙ってくんないかな

2018-10-20 09:20:02 | よもやま話

目は口程に物を言う。


今日のタイトルは、「黙ってくんないかな」です。
例えば、会議の冒頭に必ずしゃべりたがる上司のことです。
会議は、あんたの伝達式ではないのです。
皆が困っている時、お話ください。

朝ごはんを食べている時、お昼は何にしようか。と妻が話しかける。
今日はどうしようかと考えている時、携帯の画面をこうしたらとか。
話しかけないでほしい。
今度、ゆっくり聞くからね。
明日になれば、なんのことだったかしら。

酔って面白い話の落ちをしゃべろうと口を開けたとき、
分ったとしても、先に言わないでほしいな。
私は、開けた口をゆっくりつぐむ。

トイレに行きたいのをがまんして、同僚の話が終わるのを待っている。
黙って聞いているのを勘違いしている。
早く終わってくれないかな。
切り出せないで切羽詰まってくる。
私の真剣な顔をみて、さらに乗ってきた。

その話は何十回も聞いたんだけどな。
今日もまた聞かされている先輩の話。
でも言えない。話の落ちまで知っているのに。

孫が、腰に手を当てて爺の周りを歩いている。
来る客すべてをにらみ返す。
写真を撮らせてと言ったら、好きなアニメのピースサインで決める。
他にないんかい。
だけど、笑えるな。

番組終了後30分間、あなたの電話を待っています。
いつもの通販の決め台詞。24時間待っているでしょ。
深夜のテレビはどこもおんなじ。

黙ってくんないかな。
といつも思っていたあなたが先にいってしまった。
戻ってきて、何かしゃべってくんないかな。
かように、自分勝手な聞き上手になれない私です。

芽が動き 喉がかわいた 天あおぐ

2018年10月20日
コメント
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