故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

本音

2015-08-07 05:33:48 | プロジェクトエンジニアー
採石の島です

 
本音で話さないと伝わらない。

タイトルを決めて、文章を書き始めるまで長い時間がかかりました。

建前は、しがらみの数だけあります。
本音は一つです。

友人のご両親は、体調を崩されて相次いで入院されました。
残された友人とその子供が、どんな想いをして
晩御飯を食べてるかと思うと胸が詰まり電話をしました。

草取りを勧めました。
汗を流して苦労すれば、「人に優しくなれる」と伝えました。
友人が動かないと、一家は前に進めません。
よし明日は草取りをしようと決断したところで電話を切りました。

どんな慰めの言葉も通じません。
元気でいられる訳はないのです。

冒頭の絵は、広島の黒神島と言う島です。
私達が住んでいた島の裏側にあります。
昔は、採石場でした。
石を斫って、長いアプローチ(浅瀬)を石船まで担ぎ上げました。
歯を食いしばって担ぎ上げるのです。

プロジェクトでは、本音のぶつかり合いとなります。
「こうしたい」と本音で伝えます。理由はこうこう。
「そうか」、「わかった。こうではいけないのか。」と本音の反響です。
妥協の産物ではない、まったく発想の違う新しいアイデアが出てきます。

察してくれよでは到底伝わらないのです。甘ったれるなとなります。
くそうと歯を食いしばって丁度よいのです。伝わるのです。

本音で話す仲間がいることは、人生の潤いとなります。
建前(かすみ)では、腹は膨らまないのです。

寝苦しい熱帯夜でした。
クーラーを入れると眠くなりました。
このまま仕事に入ります。今日は早いのです。


食ってやる いただきゴーヤ えいやっと

2015年8月7日

コメント
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