故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

孫に返す

2015-07-28 01:06:44 | 思い出話
  初めての孫です


仕事いちずで 果たせなかった
親の役割 代わりの孫に
今は返して 今は返して いるところ

大泉逸郎さんの1999年の大ヒット曲「孫」より抜粋しました。

孫より子どもの方が可愛いと思っていました。
子供は孫を産んでくれました。

冒頭の絵は、6年前に生まれたばかりの孫を描いたものです。

作詞家の荒木良治さんの詩は、私の長年の疑問を解いてくれました。

生活が苦しくて、マイカーを持てなかった。
近所の子供達は、マイカーに乗ってキャンプに行きました。
私の家族は、自転車に積み込んで連なって行きました。

上の二人の娘は、自前の自転車で。
下の息子と末娘は、かみさんと三人乗りで。
一切の機材は、私が積んで。
子供達は大いに喜んでくれました。

年に6回の誕生会のほとんどが、子供達が寝た後に帰りました。
クリスマスに慌ててプレゼントを買いに行くものですから、
人気商品は売り切れていました。
サンタの真似をして英語で電話をし、かみさんに通訳してもらいました。
希望の品はないけど、替わりのプレゼントなら用意できるよと。
満員電車に持ちきれないほどのクリスマスプレゼントを持って乗りました。
狭い我が家に隠す場所もなく、外の縁台の下に置きました。
朝は、どの子も大喜びです。
一人泣いている子がいました。どうしても納得できないのです。
かみさんにお願いしているではありませんか。
サンタさんに、来年こそは望むものをお願いしてと。
後には、「変身できるコンパクト」をお願いしてと。

私はまだ「いちず」を続けています。
孫に返すどころか、孫に心配されています。

孫に会うときは、必ず絵本をプレゼントにしています。
たまに、同じものだったりします。
本屋で、または妻に相談して毎回苦労しています。
良い本をプレゼントしたいのです。

昨日は、人間ドックでした。
バリュームが出きっておりません。
出そうと飲んだ水は、ほとんどが徒労の汗になります。

孫に返すことができるのは、いつのことになるのやら。
お金だけに興味を示す年齢にならないようにしたいと思います。

ここが線 はみ出ちゃだめの 孫と寝る 

2015年7月28日

コメント
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