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楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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中学生の孫(孫息子その3)

2018年10月31日 04時31分16秒 | つれづれなるままに考えること
前回、理科オリンピックに出た孫のことを書いた。

そして中学に入ることとなったが、当時その中学校は不良少年グループがいて、

荒れ放題になっていた。


孫が通う小学校でも評判になっていて、

多くの中学入学予定者は、別の学区にある中学校に入る予定者が続出した。

三者面談があり、担任の先生から、

「話題の不良グループは卒業していくから、今後は問題が起きないように思う。

中学校の先生たちも、今まで以上に注意はするだろうから、問題ないと思います。」

との事だったが、

「よく考えて返事します」と答えて三者面談を済ませた。

家に帰って、よく相談することもなく、孫はその中学校に行くと言う。

父親に

「しっかり勉強するんだぞ、お前が選ぶのだから、後で言い訳は聞かないぞ」

こう引導を渡されて、孫は進学することになった。

部活は、軟式庭球を選び楽しく中学生活は進む。


この年、この中学に入ってくる人数が少なかったと見え、

先生も、今後悪い評判が経ってはならないと、しっかり教え込んだようで、

かなり良い成績で孫達はめでたく卒業した。



さて、高校進学に当たり、先生から県内で一番の進学校を進められた。

両親は、もろ手を挙げて賛成し、大喜びであったが、

どう言うことか、先生に薦められた学校より二段階も下がる、

昔 師範学校だった高校を選んで、

親に相談もなく、さっさと決めて来てしまった。

仲の良い友達と一緒の学校を選んだに違いない。

入学試験も順調に終わり、晴れて希望高校へ入学した。



高校入学の始めての日に、クラスも決まり、担任のあいさつの中に、

「このクラスの中に入学試験トップだった人がいます。」

一学年はA~Fクラスまであったが、入学試験のテスト成績順に、

A~Fクラスへ順番に振り分けて行き、

クラスのレベルを同じになるように設定したと言う。

その人が誰であるか、担任の先生は話さなかったが、

ひそかにその話は漏れることになり、

それが孫息子であったと言う。

その話を孫は他人事みたいに両親に報告したと言う。

そして大学へ・・・・。






コメント (4)
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